ダウンロード違法化の話だけが先行してる気もする「改正著作権法」のはなし、なのだけれど。 主に検索エンジン&SocialIME方面のために作られたと思われる、【第47条の7】というところについて、もしかすると「日本語入力用配列を作るうえで必要となる、n-gramのデータ」作成用に、方々のテキストを収集→処理してもよいのだろうか?というところが気になった*1。 原文は↓のpp.8-9。 http://www.bunka.go.jp/chosakuken/pdf/21_houkaisei_joubun.pdf 要点としては、↓のように解説されてる*2。 ■ 情報解析研究のための複製等に係る権利制限 コンピュータ等を用いた情報解析のために行われる複製等について,権利制限が認められました。(第47条の7関係) (from http://www.bunka.go.jp/chosakuken/21_h
ダウンロードの違法化といっても、「録音」「録画」に該当する行為が違法になっただけで、それ以外のもの(画像、文章、ソフトウェアも?)は、ダウンロードしても違法じゃないっぽいですよ。マンガとかはどうなるんでしょうね。 他にも 検索エンジン、Akamaiなどのストリーミング事業などが行うような、キャッシュ、バックアップ、インデックス等の作成の合法性が明文化美術品のオーナーがオークション等のために画像を公開することが合法化国会図書館が所蔵図書を電子化することが可能になる (閲覧による所蔵品の劣化を防ぐため)著作者と連絡がつかない場合、文化庁に供託金を預けることで著作物の利用が可能になる等の変更がされています。 あと、視覚障害者、聴覚障害者向けに、文章の音声化や、音声の文章化を可能にする条文が加えられたようなことが法案の概要に書かれてたんだけど、実際の条文を読むと以前からあった条文を制限しているよう
ダウンロード違法化、補償金問題…… ネットと著作権、2010年はどうなる:津田大介さんに聞く(1/2 ページ) 2009年もネットと著作権に関連する動きは激しかった。いわゆる「ダウンロード違法化」を盛り込んだ著作権法改正案が成立したほか、私的録画補償金をめぐってメーカーと権利者が対立し、訴訟にまで発展。Googleブック検索和解案への賛否両論もわき起こった。 2010年、ネットと著作権はどう動くか――ジャーナリストの津田大介さんに聞いた。 ダウンロード違法化 「映画、音楽業界が啓発キャンペーンへ」 6月、違法録音・録画物を違法と知りながらダウンロードする行為を禁じる内容などを盛り込んだ著作権法の改正案が成立した。違法着うたの広がりを封じたい音楽業界や、P2Pファイル交換ソフト上での違法な映画流通を止めたい映画業界などの意向を反映したもので、新年から施行される。 津田さんは「施行に合わせてレ
「やはり」という印象はぬぐえないが、やはり日本の権利者団体も日本版スリーストライク法の導入を求めてきた。 JASRACの菅原瑞穂常務理事は、「フランスでは3ストライク法が出てきているが、日本でも導入を検討すべき」と主張。3ストライク法とは、映画やゲーム、音楽などを違法ダウンロードするユーザーに対して、2度目までは警告を行うが、その後も違法ダウンロードが続く場合は、ISPが該当ユーザーの通信回線を遮断するというものだ。 “3ストライク法”検討すべき、Share一斉摘発で権利者団体が主張 -INTERNET Watch 『権利者の申し立て』に基づいて、ね。ともすれば、言ったもん勝ち。何かしらのガイドラインは定められるのだろうが、『権利者の申し立て』が本当にそのガイドラインに則った手法を用いているものなのか、そのガイドラインに則ってさえいれば、本当に間違いのない申し立てになるのか、間違った根拠に
文化庁は、2010年1月1日に施行される「著作権法の一部を改正する法律」の施行令に必要な「著作権法施行令の一部を改正する政令案」を公開した。これに関する意見募集を、12月13日まで受け付ける。 改正著作権法では、著作権者などの許諾を得ずにインターネット上にアップロードされたコンテンツをダウンロードすると、私的使用目的であるか否かにかかわらず違法になるという。2009年通常国会で成立され、2010年1月1日に施行される。 ストリーミング配信におけるキャッシュや、検索エンジンによるコンテンツの複製、国会図書館における所蔵資料の電子化、学術目的の複製、障害者向けのコンテンツへの字幕・手話の付加などについては、必要な範囲内で権利者の許諾を得ずに可能になることが盛り込まれている。 文化庁が公開した、著作権法施行令の一部を改正する政令案は、同法の施行に伴い、行政手続法39条に基づき策定。改正法が定める
日本でもJASRACの法外な著作権使用料の要求にはウンザリなのだが、海を越えた国イギリスでは一足先に鼻歌への課金が実施された。今回は苦情が多く寄せられたため中止されたようだが、先はわからない。 スーパーで働くサンドラ・バートさん(56)は、棚の整理中にいつも歌を歌っていた。このスーパーでは以前にラジオを流していたが、印税の管理団体PRSから著作権使用料を要求され店内放送を中止。その後はバートさんの歌だけが唯一の店内放送となった(もちろん棚の整理中だけだ)。 しかし、PRSはこれを見逃さなかった。なんと今度はバートさん個人に対して「許可を得ていないパフォーマンス」として著作権使用料を要求。歌をやめなければ訴えるとまで警告したのだ。 バートさんはこの件に対して「訴えると言われた時は冗談だと思って笑ってしまったわ。もし訴えられれば罰金を数千ポンドの罰金を払わされるとも言われたけど、口は止まらなか
未来予想は10月16日、音楽業界向けASP印税管理システム「Mirai'z music(ミライズミュージック)」をリニューアルしたと発表した。 Mirai'z musicは、音楽レーベル事業者、音源ディストリビューション事業者、原盤制作者、二次原盤利用者などの販売管理と印税管理の業務効率化を支援する音楽業界向けの業務管理システム。 今回のリニューアルでは、携帯電話向けの音楽配信や、原盤の二次使用をはじめとする販売形態の印税分配計算と、音楽業界特有の印税の前払いや少額留保などの印税支払方法に対応した。 これにより、ダウンロード販売を販売方法の主軸としたコンテンツプロバイダー事業者や、著作権使用料収入を再分配する音楽出版社や芸能プロダクションにも同システムを提供することが可能になったとしている。 利用料金は利用人数5ユーザーまでが初期費用0円、月額5000円。15ユーザーまでが初期費用48万円
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