ナタリー 音楽 ニュース [今年のナタリー]激動の2011年を総括しました 今年の人気の画像9位は「岡村靖幸『SWEET LOVE SHOWER』で濃厚復活ライブ」より、岡村靖幸。
ナタリー 音楽 ニュース [今年のナタリー]激動の2011年を総括しました 今年の人気の画像9位は「岡村靖幸『SWEET LOVE SHOWER』で濃厚復活ライブ」より、岡村靖幸。
一冊の書物が映画評論を変えた。蓮實重彦『監督 小津安二郎』(筑摩書房、1983年。03年に増補決定版)はテーマとセリフのくびきから人々を解放し、銀幕に映っているもののみを見つめることの快楽を知らしめた。崇拝から反発まで位相は種々あるが、映画にまつわる文章を書く者が、通称「ハスミ節」の引力から自由でいることはもはや至難だ。 ◇ 1963年12月、パリの小さな公園でルモンドを読んでいて、小津安二郎監督の訃報(ふほう)に接しました。足元から来る空気の冷たさを今も感じています。当時は映画の本を書くことになるとは思ってもいませんでしたが、『監督 小津安二郎』の執筆は、その喪失感を取り戻そうとするものでした。 その頃、フランスでは「OZUという変な人がいる」と話題になり始めていました。パリのシネマテークの上映にはアラン・レネやジャック・リベットらが来ていた。余談ですが、小津映画に熱狂する観客の一人が現
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