「ザ・リラクス(THE RERACS)」を手掛けるザ・リラクスがザラ・ジャパンを相手取り、「ザラ(ZARA)」が「ザ・リラクス」のコートの形態を模倣し販売したことが不正競争防止法上の不正競争行為に当たるとして、約7000万円の損害賠償請求を申し立てていた件について、東京地方裁判所がザラ・ジャパンに1041万7282円の支払いを命じていたことがわかった。両社ともに控訴せず、判決は確定している。 今回の件を受け、ザ・リラクスの倉橋直行・社長と倉橋直美デザイナーは「今回の判決によって、アパレル業界全体の知的財産に対する知識と不正競争防止法の存在する意味や今後の法律の進化を含めて、『ZARA』はもちろんであるが、弊社およびアパレル業界全体および生産背景が、継続可能ないい会社およびブランド作りを心掛けないければいけない時代であると強く感じている」と話す。 判決に対してザラ・ジャパンは「2016年に『
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