NHKはこのほど、YouTubeに公式チャンネル「NHKonline」を開設した。7月下旬までの期間限定で試験的に公開し、環境問題を取り上げる特別番組のプロモーション映像などを配信する。YouTubeの著作権保護ツール「YouTube Video Identification」(Video ID)の実証実験も行う。 6月6日から8日にかけて放送する番組「SAVE THE FUTURE」のプロモーション動画16本を公開した。Perfumeや女優の藤原紀香さんからのメッセージや、坂本龍一さんがプロデュースしたイメージソングを視聴できる。チャンネル終了までに、合計30本程度の動画を配信する予定だ。 著作権者が提供した動画データと、YouTubeにアップロードされている動画のデータを照らし合わせ、著作権を侵害した動画がないかを調べる「VIDEO ID」の実験も、6月中旬に始める。 公共放送のNHK
角川、アニメ素材も用意するYouTubeの動画投稿キャンペーン −人気作には映画チケット。ダンス動画やMADムービーも 株式会社角川デジックスは、動画共有サイト「YouTube」において、ユーザーが角川のアニメや映画を素材として使用でき、完成した動画を投稿する「夏の動画投稿ドリームキャンペーン」を6月10日〜8月31日まで実施する。一定回数以上閲覧された動画を作成したユーザーには、もれなく角川映画の特別劇場鑑賞券「ドリームチケット」がプレゼントされる。 角川グループのデジタルコンテンツの管理運営を行なっている角川デジックスは、既報の通り、Googleとパートナー契約を結んでおり、YouTubeをグループコンテンツの宣伝や作品配信のプラットフォームとして活用する新規事業を推進。2月にYouTube上に「角川アニメチャンネル」を、3月には「角川ウォーカーチャンネル」を開設している。
NHKはこのほど、インターネット上におけるコンテンツ不正流通への対抗策として、フィンガープリント技術を用いた新たなコンテンツ保護技術を開発した。22日からのNHK放送技術研究所「技研公開」で展示している。 フィンガープリントとは、コンテンツに短い符号を埋め込むことで「誰に販売したのか」という情報を特定する著作権保護技術。いわゆる「電子透かし」の一種として高い特定性能を持つ。 しかし、近年の不正動画アップロードにおいては、複数ユーザーが結託して符号を改ざんし、特定不能にする「フィンガープリント破り」が登場。こうした不正ユーザー側の対抗策に耐性を持つ技術研究が求められていた。 新たなコンテンツ保護技術は、フィンガープリント符号が改ざんされた場合でも、符号上から不正ユーザーを追跡、特定できるというもの。研究実験上の成果では「100万人のユーザーに対し、不正なユーザを99.9999%の確率で特定で
NHK放送技術研究所(NHK技研)にて、5月22日から25日まで開催中の「技研公開2008」では、VODサービスのセキュリティ技術やP2Pを利用した個人間の番組交換サービスなどを展示している。 ● 視聴契約を携帯電話に保存する技術 VDO関連では、コンテンツの視聴契約(プリペイドチケット)を携帯電話に保存できる技術を展示している。携帯電話をチケット代わりにすることで、他のPCでも同じ契約内容でコンテンツを利用でき、別途IDなどを入力する必要がない。携帯とPC間の通信は暗号化されている。 また、ダウンロード購入したコンテンツを不正に再配信したユーザーを特定するフィンガープリント技術を展示している。現在は、配信したコンテンツについて、ユーザーごとにフィンガープリントを付加する技術と、フィンガープリントを書き換えた場合でもユーザーを特定できる技術を開発している。 コンテンツがそのまま再配信された
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