今月15日に金沢市で行われた「金沢マラソン」に優勝したロシアの男子選手が、ロシア陸上界のドーピング問題の影響で、大会後に失格になったことが分かりました。 「金沢マラソン」は、この2日後に開かれ、失格となったロシアの男子選手は、金沢市が姉妹都市のロシアのイルクーツク市に参加を呼びかけたところ大会に出場することになり、2時間17分19秒で優勝しました。 日本陸上競技連盟では、18日までにロシアの選手が失格になったことを国際陸連に確認したということです。「金沢マラソン」は、北陸新幹線の開業を記念して、ことし初めて開かれたもので、国際陸連に協力している組織から認可を受けている大会でした。 一連の問題では、同じ15日に行われた「さいたま国際マラソン」で、ロンドンオリンピック女子マラソンの銅メダリスト、ロシアのタチアナ・ペトロワ・アルヒポワ選手が、大会前に参加資格を失い欠場しています。