新潟を拠点に活動する「NGT48」の村雲颯香(22)が31日に卒業公演を行い、芸能界からも引退した。昨年12月の元メンバー・山口真帆(23)への男性2人による暴行事件で現場に駆けつけたのが村雲だった。“山口派”と呼ばれたメンバーたちで唯一グループへの残留を選択し、事件の真相究明などに奮闘してきた。村雲は自身の卒業公演で何を伝えたかったのか――。 村雲は卒業した山口を支えたメンバーの一人。昨年12月に起きた男性ファン2人が逮捕された山口への暴行事件(不起訴)の現場に駆けつけ、山口と犯人のやりとりを録音していた。山口からは5月の卒業公演時に、「寄り添ってくれた」などと感謝された村雲は、山口とともには卒業せず、グループに残留。関与が疑われたメンバーと顔を合わせて話し合いたいと決め、グループの立て直しなどに奮闘していたという。 卒業公演で村雲は「NGTが変わらなければならなかった部分、足りていなか