長野県立科町のスキー場で今月15日、リフトが客を乗せたまま落下し、2人がけがをしていたことがわかりました。 事故があったのは、立科町が所有する「しらかば2in1」スキー場です。運営する会社によりますと、15日午前11時ごろ、4人乗りリフトを吊り下げる金属製のアームが折れ、乗っていた3人が約2mの高さから雪の上に落下しました。3人はリフトに乗った直後で、男女2人が頭や手を打つなどけがをしました。 リフトは約35年前から使われ、毎日点検をしていました。メーカーの調査でも破損原因はわからず、金属疲労の可能性があるということです。 スキー場を運営する「しらかば高原株式会社」は、「今後はこのようなことが起きることを考え、再発防止へ安全対策を徹底したい」としています。また、他のリフトにひび割れなど異常がないことを確認できたとして、17日にスキー場の営業を再開しました。
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