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2007年7月11日のブックマーク (2件)

  • 実在のナウシカについて

    オデュッセウスがイタケの町につく前の最後の冒険の中心人物。 パイアケス人の国の王女、俊足の空想的な乙女で、その美しさは多くの求婚者をその島に引きつけていた。彼らの多くは美男でみな勇敢な男たちだったが、ナウシカはその求婚を全部断った。彼女は自分と同じように頭の回転が早く、普通の人間が見逃すようなことにも、自分と同様の反応をする男を望んでいたのだった。ナウシカは、まだ結婚するには若過ぎると父親に説得させ、海岸を散歩したり、海で泳いだり、竪琴をひいたり、自作の歌を歌ったりして、幸せに島で暮らし続けた。 ある時、彼女は海岸で侍女たちといっしょに、皮のボールを投げて遊んでいた。するとボールを追って走っていった侍女たちの一人が、悲鳴をあげてあとずさりした。血まみれの裸の男が岩の陰からはい出してきたのだった。それはオデュッセウスで、打ちのめされ、半殺しの状態で、岩だらけの海岸に打ち上げられ気を失って

  • 誤解される麻生太郎 - Baatarismの溜息通信

    先月、麻生太郎外相の著書を立て続けに読んだのですが、一番印象的だったのは、どちらのを読んでも、観念的なナショナリズムの臭いが全くしないことでした。 とてつもない日 (新潮新書) 作者: 麻生太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/10メディア: 新書購入: 23人 クリック: 1,402回この商品を含むブログ (290件) を見る自由と繁栄の弧 作者: 麻生太郎出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/06メディア: 単行購入: 4人 クリック: 190回この商品を含むブログ (39件) を見る もちろん、麻生氏も日に対する誇りは強いのですが、彼の誇りの対象は、観念的・抽象的な日という国家概念ではなく、過去や現在の日人が具体的に成し遂げてきた/成し遂げている成果の蓄積であると思います。また、彼の考え方には他民族に対する排他的な思想が全くないのも特筆すべきでし

    誤解される麻生太郎 - Baatarismの溜息通信