バイクで寿司を宅配するバイトを二年弱やっていた。時間の経つのが早くて接客も面白く、稼ぎがいいから長く続けたけれど、苦痛に感じることも少なからずあった。一つは、自分の運転するバイクのエンジンが発する騒音がひどく耳障りだったこと。一つは、厨房で店長のiPodから流れる音楽がひどく耳障りだったこと。これらに比べれば寒風に曝された指先がかじかむことや豪雨で雨合羽の中にまで浸水することなんかは些細で、というより、音を掻き消してくれる雨や風をむしろ好んでいた。 年に一度の長い旅行は、いずれも音から遁れることが第一の目的だった。一昨年の夏、東京から自転車で太平洋沿いに西へ向かい、福岡から南下して鹿児島、さらに沖縄本島へ。最南端の喜屋武岬にたどり着いたとき、軽トラックの屋台がラジカセから大音量の音楽を発しているのをみて死にたくなり、そのあと安宿で一週間ほど寝込んだ。夏休みが明けて大学に戻ると、授業中の教室
食に関わる仕事をしていると、「ちょっとでも悪いものは食べものに入っていて欲しくない」と言う人がわりといます。でも、前のエントリー でも書いたように、大騒ぎされた中国産のキクラゲは21666家族(4人)分の量をひとりでイッキ食いしないと、何も起きません。それも毎日。 「ちょっとでも悪い」という考え方で凝り固まっていると、ホメオパシーとやらにコロッとひっかかるんじゃないかと思います。すべては量の問題なので 基準値の10倍や100倍や1000倍程度なら、心配しなくていいかと。「量が一定量なければ、どんなものでも毒にも薬にもならない」が基本。農薬の毒性で一番被害を蒙るのは農家の人だということをお忘れなく。キクラゲの違反って「2倍」なんですが、「よくもそんな少なくて済むような作り方してますね、すごい!」なんじゃないの? 0.02ppmって「一億分の2g」です。 では、テレビチャンピオンでも食べられな
2007年10月08日18:00 カテゴリLove 親に関する最もありがちな2つの誤解 三連休は家族全員風邪でぐったり。そろそろ起きるか.... 妻が臨月だ 名前が常識的に普通じゃない子供&親とは付き合わない。(当て字とか…) 子供と親の年齢が近い(あきらかに10代で産んでいる)人たちとは付き合わない。 子供を注意しない(しつけない)親とは付き合わない。 微苦笑。わたしゃこの時点で失格。 ところが親としても子としても、上の発言主よりもよろしくやっている。 なぜか。親というものに対する二つの誤解から、今は目が覚めているからだ。 別に私が賢いわけじゃない。覚ましてくれたのは、子供たち。この二つは、子供を得てはじめて気づくタイプの誤解でもあるのだから。しかし他の多くのコロンブスの卵と同様、いったん気がついてしまえば別に親にならなくともわかる。というわけで、いい機会なので書いておく事にする。 誤解
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