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ブックマーク / www.nikkei-science.com (2)

  • 物理定数は変化する?|日経サイエンス

    決して変わらないもの,それを物理学者は自然定数と呼ぶ。光速cやニュートンの重力定数G,電子の質量meなどの定数は,宇宙のいたるところで常に同じ値をとるとされている。物理学の理論は定数をもとに構築され,私たちの宇宙の構造は定数を用いて定義されている。物理学は,定数をより精密に測定することで進歩してきた。 しかし驚くべきことに,いかなる定数の予測も証明も,いまだに成功したためしがない。ただひとつ一貫しているのは,その値の多くがたとえわずかでも違うと,生物などの複雑な構造は存在できなくなるということだ。定数を説明しようとする試みは,自然を完璧に統一的に記述する「万物の理論(究極理論)」を構築しようとする取り組みを後押しする力となってきた。物理学者は究極理論を用いれば,それぞれの自然定数が特定の値をとる理由を論理的に示せるだろうと期待してきた。究極理論が一見気まぐれな世界の根底にある秩序を明らかに

    物理定数は変化する?|日経サイエンス
    navecin
    navecin 2008/12/09
    うちゅうのほうそくがみだれる!
  • アラル海消失の教訓|日経サイエンス

    中央アジアのアラル海は1960年には世界で4番目に大きな湖だったが,2007年にはもとの大きさの10%にまで縮小した。アラル海に注ぐアム川とシル川の水を,流域の荒れ地を灌漑しようと大量に無駄に使ったことによって,湖への淡水流入が激減したためだ。 アラル海は縮んで,主に3つの湖が残された。うち2つは塩分濃度が高すぎて魚が消滅し,盛んだった漁業がすたれた。沿岸の街は崩壊した。かつての湖底が広く露出して乾燥,塩類と有害物質が風に飛ばされて人口密集地域に飛来し,深刻な健康問題を引き起こしている。 それでも,最も北にある湖は2005年に完成したダムのおかげで湖域が急速に広がり,塩分濃度がかなり下がった。魚と湿地は回復しつつあり,それとともに経済も復活の兆しを見せている。一方,南側の大きな2つの湖は,かつて水を運んできていたアム川が大幅に改良されない限り,“死の湖”になる恐れがある。改修土木工事には数

    アラル海消失の教訓|日経サイエンス
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