BBCの記事より。InsermのPierre FonluptとJulien Voisinは、人間の脳は音を聞こうとしただけで、実際に音を聞いたときと同じ部位が活動することを、Journal of Neuroscienceに発表した(Society for Neuroscienceのニュース・リリース)。 彼らは、11人の被験者を使い、音を聞かせた場合と音を聞かせなかった場合の脳の活動の様子をfMRIで観察した。音を聞かせない場合には、矢印を見せることによって、そちらから音が聞こえてくるはず、ということを示した。その結果、どちらの場合も聴覚皮質で発火していることが確認できたとのこと。視覚に関しては、見えることを期待するだけで見えたときと同じように脳が活動する、という結果が出ていたが、聴覚に関してこのような結果を示すことができたのは初めてのことだという。 BBCの記事の中では、この研究がADH