メディア環境研究所は2010年6月23日、毎年2月に実施している「メディア定点調査」の最新版「メディア定点調査・2010」の抜粋編を発表した。それによるとパソコンを経由したSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス≒ソーシャルメディア)の利用について、ほとんどの年齢階層で利用率が去年よりも上昇する傾向にあることが明らかになった。一方で20・30代の若年女性は減少しているが、これは携帯電話からのアクセスに切り替わったのが原因だと考えられる(【発表ページ】)。 今調査は郵送調査方式で行われ、2010年1月29日に発送、2月10日投函を締め切りとしたもの。東京・大阪・愛知・高知の四地区を対象に RDD(Random Digit Dialing)方式で選ばれた15-69歳の男女に対し調査票が計2934通送付され、2611通が回収された。デジタル手段ではなく、郵送方式で調査が行われたこと、調査実