派遣村実行委員会(湯浅誠村長)は21日、千葉市にある「無料低額宿泊所」に入居していた男性(61)が、知らぬ間に銀行の口座を作られ、振り込まれた生活保護費の大半を「入居費」として不当に天引きされていたとして、施設側に、天引き分270万円を返還するよう申し入れた。 実行委によると、男性は06年11月ごろ、東京都内の公園で野宿をしていて見知らぬ男に「ねぐらはあるか」と声をかけられ、千葉市稲毛区の無料低額宿泊所に連れてこられた。翌日には施設の関係者に連れられて生活保護を申請。印鑑は施設側に預かられた。 毎月、施設使用料4万5千円、食費・運営費4万5千円など約9万円が天引きされ、現金約3万円と銀行の利用明細が手渡された。生活保護申請も銀行口座の開設も詳しい説明はなかった。 部屋は2畳半ほどでトイレや浴室は共同。約50人が入居し、互いの部屋の訪問は制限されていたという。 男性が4月の派遣村相談
他人になりすまし、生活保護費約150万円をだましとったとして、警視庁練馬署は詐欺などの疑いで、東京都八王子市元本郷町、留学生施設管理人、長友峯仙被告(62)=傷害罪などで公判中=を再逮捕した。同署によると、長友容疑者は「金がほしかった」と容疑を認めている。 同署の調べによると、長友容疑者は平成20年1月、知人男性になりすまし、八王子市役所で「所持金がなくなった。右足が不自由になった」などとうそを言って生活保護申請を行い、同年1~12月の生活保護費約147万円をだましとった疑いがもたれている。 同署によると、長友容疑者は申請の際、不正に入手した知人男性の戸籍謄本を用意、知人名義の普通預金口座を開設していたという。
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