光と闇が交錯する人生を往くすべての人に捧げる、愚直なまでに赤裸々で真摯な詩 何の因果か、このページにふと目を留めたあなたは幸運な人だ。ここ最近どんな音楽を聴いても感受性がさっぱり応答しないとあなたがお嘆きならば、尚のことラッキーだ。このインタビュー記事が、ANOYOという特異なポエトリー・リーディングを全面に押し出したユニークなバンドをあなたが知るきっかけになるのなら、こんなに嬉しいことはない。このページに掲載されている不可解なアーティスト写真や珍奇なジャケット写真に決して惑わされないように。これは生きることに直結した、余りに赤裸々な詩を聴かせる彼らなりの照れ隠しなのだと僕は思う。平易な言葉で日常の混沌と憂いを描出し、それを明るいエネルギーに転化する原田の歌声と、確かな技術に裏打ちされたバンド・アンサンブルが音の塊となって混濁する様は得も言われぬ昂揚感をもたらす。ライヴで感涙を催すこと必至
このシリーズでは、日本の動漫(アニメ・漫画)がいかに中国の青少年の心を惹きつけたかという代表的な例として、90年代半ばに大ヒットした「スラムダンク」や「セーラームーン」を取り上げたが、実は日本に出現した動漫は、どんなものでも全て中国大陸に上陸していると断言しても過言ではない。1981年にさっそうと現れた「鉄腕アトム」は、10年間におよぶ文化破壊と鎖国の中で生きてきた中国庶民に非常に大きな、そしてあまりに新鮮なショックを与えたため、「アトム」はいつまでも煌びやかな希望の星として庶民の心の中に温かく生き続けている。 日本動漫の最初の上陸の仕方がこういう風であったから、入り口の時点で好意的な目で見られているという受け容れ環境が中国にはあった。あれから26年。約30年近い歳月が流れ、中国の発展と進歩には目覚しいものがあるというのに、それでもなお今の若者の心を惹きつけて離さないのはなぜなのか。むしろ
育ちは争えんなあ、と自分でも笑うのは、たこ焼きとお好み焼きに対する思い入れである。東京暮らしのほうが長くなったいまも、いや、そうだからこそ、関西育ちというのは「ほんまもん」に拘泥したくなる。 本書は、「日本コナモン協会」の代表による「粉もん指南」である。 大学の卒業論文をベースにした『たこやき』で注目された著者は、以来、たこ焼きを初めとするニッポンの粉もんを探訪し、調査を重ねてきた。 コメのご飯=粒食なら、「粉もん」とは、広くは製粉された粉を使う食べ物全般=粉食を指す。が、本書では、たこ焼きやお好み焼き、うどんにおやきなど、多くは小麦粉を用いた「粉食」を主に扱っている。 関西で定着した「粉もん」という呼称が全国に拡がったのは、それほど古い話ではないらしい。具体的にはバブル崩壊後、地域おこしの材料として手軽なローカルフード、つまり土地に伝わる粉もんが、各地で再度注目されるようになっていった。
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