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ブックマーク / rollingstonejapan.com (8)

  • 『ファイト・クラブ』公開から20年、本作が今なお色褪せない理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    20年後の未来を予見していたかのような、1999年公開時から物議を醸したモダンクラシック映画『ファイト・クラブ』。今なお色褪せないその映画の魅力、デヴィッド・フィンチャーが監督が描いた世界を振り返る。 「俺を殴れ、手加減はなしだ」 我々は今、(厳密にいうならば2つの)絶対的なルールを破ろうとしている。トピックは『ファイト・クラブ』だ。逆立った髪とダビデ像を思わせる肉体美を誇る、リサイクルショップ勤めのハンサムでファンキーなその男は、それを決して口にするなと警告した。人々はスペースモンキーの集団が現れ、男らしさという価値観を奪い去ることを恐れた。だが真実と向き合うならば、株式仲介人やホスピタリティワーカー、警察官、安月給で身を粉にして働くホワイトカラーの男たちは、まさにそれを求めてあの薄暗い地下の空間に集ったのだ。社会に抑圧された彼らは、自身の男らしさが失われつつあることに危機感を覚えていた

    『ファイト・クラブ』公開から20年、本作が今なお色褪せない理由 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
  • 『ゲーム・オブ・スローンズ』が描いた「対立と分断の時代」を田中宗一郎が分析 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    ゲーム・オブ・スローンズ』(提供:BS10スターチャンネル © 2019 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBOR and related channels and service marks are the property of Home Box Office, Inc.) 2010年代屈指のメガ・コンテンツである『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ここ10年の世界の何を映し出しているのか? 往々にして優れたアート作品とは、エンターテイメントとしての強度を保ちながらも、時代に対する社会批評としての機能も兼ね備えているものだ。では、「中世ヨーロッパを思わせる架空の世界を舞台に、7つの王家が壮絶な覇権争いを繰り広げるスペクタクル巨編」と紹介されることが多く、2010年代屈指のメガ・コンテンツである『ゲーム・オブ・スローンズ』は、ここ10年

    『ゲーム・オブ・スローンズ』が描いた「対立と分断の時代」を田中宗一郎が分析 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2019/10/09
    「2010年代の映像コンテンツにおけるファンタジーやサイエンス・フィクションの隆盛は何を意味するのだろうか。ひとつの仮説は、現在の複雑怪奇な世の中を描くにはリアリズムという形式では限界がある、ということだ
  • RADWIMPSと共演した新星ラッパー、MIYACHIが語るヒップホップと日米のルーツ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    「喋り方がワサビ」「英語わかりません」など、独特な言い回しとフロウで注目を集めてきた気鋭のラッパーが宮地ことMIYACHIだ。日人とアメリカ人の両親の元に生まれ、二言語を駆使して越妙なリリックを紡ぎ出す。 2017年にYouTube上で発表したミーゴスの代表曲「Bad & Boujee」のビートジャック「BAD & ブジ」が好事家の間で話題になり、翌年にはシングル「WAKARIMASEN」を発表。YouTubeでのMV再生回数は200万回を超え、ヴァイラル・ヒット化した。日米双方のシーンを俯瞰しながら、独自の解釈で言語や文化をミックスしていく彼のスタイルは、実にユニークだ。今回、1stアルバム『WAKARIMASEN』をリリースしたMIYACHIに話を聞いた。 ーもともと、拠点はずっとアメリカですか? MIAYCHI:はい、ずっとアメリカに住んでいます。NYで生まれ育って、20歳くらいの

    RADWIMPSと共演した新星ラッパー、MIYACHIが語るヒップホップと日米のルーツ | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2019/07/08
    面白い。
  • 星野源『POP VIRUS』を考察「日本語ポップスの王道に潜む、国民的スターのトリック」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    昨年12月19日にリリースされた星野源の『POP VIRUS』が、オリコンチャートで4週連続1位に輝くなど圧倒的セールスを記録している。『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆が、独自の切り口からニューアルバムの魅力に迫った。 星野源という人がどれだけ有名で、今、どれだけ影響力があるかみたいなことは、僕の耳にも当たり前のように入ってくる。『逃げ恥』も見たし、恋ダンスも知っている。昨年末の『紅白歌合戦』も見た。とはいえ、今までは周りの人から「星野源の新譜聴いた?」とか言われることは正直なかった。今回、『POP VIRUS』が発表されてから何人かにその質問をされて、正直ちょっと驚いている。ジャズ評論家の僕にも感想を尋ねる人がいるくらい、すさまじい注目を浴びていることを、このアルバムが出てから激しく実感させられた。 現在の星野源は、TVを通じてお茶の間

    星野源『POP VIRUS』を考察「日本語ポップスの王道に潜む、国民的スターのトリック」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2019/01/23
    やっぱりアルバムもちゃんと聴いた方がいいなー、と思わせられるレビュー。
  • King Gnu常田大希が「憧れの気持ち」を抱く14冊|Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    King Gnuの常田大希(「Rolling Stone Japan vol.04」より:Photo by Masato Moriyama) アーティストの世界観を構成する「音楽」の関係にフォーカスをあてるこのコーナー。今回登場するのは、King Gnuの首謀者である常田大希。 クリエイティブ集団「PERIMETRON」も主宰する常田は、音楽だけでなくアート・写真・文学など、あらゆるジャンルの創作物から刺激と発想を得ている。今回「好きな」「影響を受けた」として挙げてくれた14冊には、どれも憧れの眼差しを向けているという。常田が憧れる表現、そして、理想とする東京の都市としてのあり方とはー芸術を追求しながらも、売れることと熱狂の渦を生むことを絶対に諦めない常田の姿勢を探った。 ※この記事は9月25日発売の『Rolling Stone JAPAN vol.04』に掲載されたものです。 ー

    King Gnu常田大希が「憧れの気持ち」を抱く14冊|Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2018/11/03
    安部公房についても語ってほしかったが、生きのいい若いアーティストの言葉って、面白いね。
  • エミネム、通算10枚目のアルバム『Kamikaze』をサプライズ・リリース | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    通算10枚目のアルバム『Kamikaze』をサプライズ・リリースしたエミネム(Photo by Kevin Winter/Getty Images for iHeartMedia) 日8月31日、エミネムが新作『Kamikaze』を突如リリースした。2017年末に4年ぶりの新作として発表された『リバイバル』に続く通算10枚目のアルバムとなり、既にApple MusicとSpotifyにてストリーミング配信がスタートしている。 ドクター・ドレーとエミネムの2人がエグゼクティブ・プロデューサーを務めた作には、ジョイナー・ルーカス、ロイス・ダ・ファイブ・ナイン、ジェシー・レイエズらがゲスト参加。「Greatest」でケンドリック・ラマーの「Humble」からトラックを拝借している他、表題曲の「Kamikaze」と「Fall」ではクレジットにこそ掲載されていないが、ボン・イヴェールことジャステ

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  • 田中宗一郎と宇野維正が語る2017〜2018年の洋楽シーン後編 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2人の人気評論家による3万字超えロング対談「BEST OF THE YEAR 田中宗一郎と宇野維正がナビゲートする2017~2018年の洋楽カルチャー」。前編に引き続き、求められるプロデューサー像の変化や、カルヴィン・ハリスとベックの関係、エド・シーランとUKアンダーグラウンドの活況など、こちらの後編も話題は多岐に及んだ。また、まもなく来日公演が実現するファーザー・ジョン・ミスティとチャーリーXCXにまつわるくだりは、webのみのエクスクルーシブ(初出)となっている。 ※この対談記事は昨年12月24日発売の「Rolling Stone JAPAN vol.01』に掲載されたものです。 テイラー・スウィフトの新作は、あまりにも自己言及的すぎて悩ましい。(田中) ─RSのランキングに再び目を向けると、ロードが2位と大健闘しています。NMEだと彼女が1位でした。 宇野 最初のアルバムは大好きだっ

    田中宗一郎と宇野維正が語る2017〜2018年の洋楽シーン後編 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
    nijuusannmiri
    nijuusannmiri 2018/02/27
    「日本の音楽業界ではティーンエイジャーは搾取の対象だけど、アメリカでは擁護や教育の対象としてみんな真剣に向き合っている。実は音楽性のギャップ以上に、こういう志のギャップの方が大きいのかもしれない」
  • 田中宗一郎と宇野維正が語る2017〜2018年の洋楽シーン前編 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)

    2017年にトラップ旋風を巻き起こしたミーゴス(Photo by Kevin Mazur/Getty Images for Philymack) 昨年12月に新創刊した『Rolling Stone JAPAN vol.01』における特集記事のなかでも、とりわけ反響が大きかった「BEST OF THE YEAR 田中宗一郎と宇野維正がナビゲートする2017~2018年の洋楽カルチャー」。2人の人気評論家による3万字超えロング対談を、webでは前後編のノーカット版で掲載する。音楽へのアクセスが容易になっていく反面、リスナーがどこから聴くべきか分からない状況を打破するため、Rolling Stone US版が発表した最新ランキングを参照しつつ、独自の視点&鋭い語り口で2017年を総括。ここにはもちろん、2018年現在の洋楽シーンを知るためのヒントもたくさん散りばめられている。 ※この対談記

    田中宗一郎と宇野維正が語る2017〜2018年の洋楽シーン前編 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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