画像生成AIの開発を手掛けるAIベンチャー・AI Picasso(東京都港区)は9月9日、学習に対する透明性が高い画像生成AI「CommonArt β」を公開した。学習には、改変などの許可がある画像データのみを使用。著作権への配慮を徹底したという。日本語に対応しており、商用利用もできる。 学習に使ったのは、「改変が許されるライセンスを持つ」「改変しても商用利用可能である」「ライセンスを変更しても良い」の3つの条件を満たす画像。この条件を満たすクリエイティブ・コモンズライセンス「CC BY 4.0」と「CC0 1.0」の画像を原則として学習用データに使い、CommonArt βに学習させた。これにより、著作物を勝手に改変したり、改変したものを勝手に販売したりすることがないようにしたという。 学習用の画像には、複数の学習用テキストを付けるなどして、学習した画像をそのまま表示しないように対応。著