電通若者研究部(電通ワカモン)の新著「若者離れ」と連動した連載コラム。 第1回「今起こっている“大人の若者離れ”って?」には多くの反響を頂きました。 「まさにうちの会社、これだと思います…」 「○○業界にすっぽり当てはまる構図だ」 「なんで最近、面白いものが少ないのか、ちょっと分かった気がする」 若者の「量の影響力」=人口ボリュームの減少によって、組織や経営が彼らの持つ「質の影響力」に目を向けず、それをうまく還元できなくなっている、というのが「大人の若者離れ」の出発点です。では、「質の影響力」とは何なのか?ここではその中身について、ちょっと言及したいと思います。 若者には独創的なアイデアや想像力=「質」がある 若者の「質の影響力」とはずばり、「それ以前の世代では思いつかなかったような独創的なアイデアで、事業や商品を創造していく力」です。 「量の影響力」=人口ボリュームが大きければ、いや応な