クラウドサービスの中でも、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)とPaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)の分野で他社を先行するのが米アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)だ。しかし最近、IaaS・PaaS分野でAWS以外のクラウドサービスを選ぶユーザー企業が増えている。本特集では、あえてAWS以外のクラウドサービスを選択したユーザー企業のキーパーソンが明かす“逆張り”の理由を解説する。 第1回は日本IBMのPaaSである「Bluemix」を採用したHEATECの小柴俊啓代表取締役社長に、Bluemix選択の理由を聞いた(写真1)。 暖房機器などの家電を開発・製造するHEATECはBluemixを活用し、中小企業がIoT(Internet of Things、モノのインターネット)システムやセンサーネットワークを容易に実現するためのIT基盤「OMOIKANet(オモイ
IBMとARMは、モノのインターネット(IoT)デバイスの開発におけるハードルを下げるためにタッグを組み、「mbed IoT Starter Kit」という開発キットを発表した。 このキットの目的は、IoTデバイスの試作品を製作する際によく出てくる障害を排除することだ。 IoTデバイスの試作品を開発する際には、センサとIoTデバイスが正しく通信できるかや、バックエンドのサービスが取り扱えるような形式のデータをIoTデバイスが出力できるかといったことを確実にするうえで、数多くの障害に直面するのが一般的だ。 このスターターキットの目的は、親和性にまつわるこのような問題の簡素化にある。同キットにより、開発者はARMベースの基板と、互換性を有するセンサ、発光ダイオード(LED)の他、複数の電子部品を手にすることになる。この基板はオンラインポータルである「IBM Internet of Things
2015年6月11日にコワーキングスペース茅場町で開催された「IBM Bluemix:IoTって何? IoTプログラミング体験」という勉強会に参加してきました。 その記事はこちら↓ 【動画あり】デバイスやビッグデータと設備機器がBluemixとKNX/DALIでつながる可能性を感じた! | 日本ピー・アイ株式会社 今回の勉強会はハンズオン形式でおこなわれたのですが、後からもう一度やるときに参考になるように、スクリーンショットをとっておきましたので記事として公開します。 まずはBluemixからアプリケーションの作成 このハンズオンでは事前にBluemixのアカウントが必要なので30日間の無料アカウントを作っておく必要があります。 http://ibm.biz/bluemixfree アカウントにログインした状態でまずはアプリの作成。 アプリの種類について「Web」と「モバイル」の選択を迫ら
IBM、新開発のPaaS「BlueMix」をベータ公開。Java、Node.js、Ruby実行環境とMySQL、MongoDB、MapReduce、モバイルBaaSにGitホスティング、Web開発環境など盛りだくさんの対応。IBM Pulse 2014 米IBMのイベント「IBM Pulse 2014」が2月24日(現地時間)にラスベガスで開幕しました。SoftLayerを買収以来はじめて、同社のクラウド戦略を大きくアピールするイベントとなります。 初日のジェネラルセッションでIBMソフトウェアグループ シニアバイスプレジデントRobert LeBlanc氏は、これまで同社がクローズドベータとして開発してきたPaaS型クラウドサービス「BlueMix」(コード名)のベータ公開を明らかにしました。 コンポーネントを選択し、組み合わせていくBlueMix BlueMixはSoftLayerをク
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