アメリカの統計学の博士号は、 他分野に比べると比較的早く取れる方ではないかと思う。 社会学のように自分でデータを取るために何年も使うということもないし、 哲学や文学のようになかなか出してもらえないということもない。 いわゆる「筋トレ」はある程度必要だが、純粋数学ほどではない。 レンジで示すと、W大M校の場合、4年~7年で取る人が大半だ。 私は結局6年かかったが、最後の1年は既に働いているので 実質は5年半といったところか。 おそらく今までの最短は、 知り合いのGが2年9ヶ月で取ったケースだ。 実験やフィールドワークに時間がかかる分野ではないので、 優秀でさえあれば、理論的にはいくらでも早く取れる。 (ただし制度上、2年9ヶ月が最短だ。) もちろん2年9ヶ月で取った人は飛び切り優秀なのだが PhD取得までの年数はかならずしも能力だけで決まるわけではない。 私が学科で見てきて重要だと思った要素