Symantec傘下の認証局が発行したTLS証明書について、その信頼性を段階的に無効化する計画が2017年に発表された。「Firefox」と「Chrome」がその計画に沿った措置を進めているため、Symantecの証明書は今後、(発行日に関わらず)両方のブラウザから拒絶されることになる。 Mozillaはブログで、米国時間10月23日にリリース予定の「Firefox 63」でSymantecの証明書の信頼性が(発行日に関わらず)無効化されれば、上位100万のサイトのうち3.5%に影響が及ぶと述べている。 Chromeについては、10月16日頃にリリース予定の「Chrome 70」で同様の措置が取られる。 セキュリティコンサルタントのLiam Oが指摘しているように、現時点で変更が実施されたら影響を受けるサイトにはPayPalも含まれている。 もっとも、Mozillaによると、2016年6月
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