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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (218)

  • “縦の壁”もなくなる - Chikirinの日記

    最近、知人友人から届く電子メールの文面が短い。 たとえば昔は↓ ちきりん 元気?日焼けは治った?この年になって日焼けするとあとが怖いよ〜 ところで、来週の土曜日ヒマ?○○の家で飲もうって話になってるんだけど、どう? 久しぶりにxxとかも誘うっていってたよ。これそうなら連絡してね。買い出しの分担とか教えるから。 そうそう、この前もらった○○のxx、めちゃ美味しかったね。またべたいです。 じゃあ、返事まってます。 ○○より 今はこんな感じ↓ ちきりん、来週の土曜日ヒマ?○○の家で飲もうって話になってるんだけど、どう?久しぶりにxxとかも誘うらしい。これそうなら連絡してね。買い出し分担とか教えるから。 もしくは、昔が ○○会社 ○○部門 ○○ ちきりん様 先日はお忙しいところ、お時間を頂き、大変ありがとうございました。 弊社担当者もちきりん様のお話を大変興味深く思ったようで、是非今後ともプロジ

  • “横の壁”が無くなる - Chikirinの日記

    ネットメディアと既存メディアの大きな違い。それは、セグメント間の壁がすごく低いってことです。 あまりに壁が低すぎて、多くの人は壁の存在に気がつかないくらいだったりする。そしてそのために、多くの人が無駄にイラついたり、怒ったりしてる。 どういうことか? ★★★ 雑誌や新聞、テレビのような既存メディアの場合、大半の人は「自分のセグメント向けに作られたものだけ」を目にします。 そもそも新聞や雑誌は有料だから、自分が属さない層向けに作られたものは買わないよね。 若い女性がスポーツ新聞を読むことは希だし、若者が高齢者向けの健康雑誌を見ることもほとんど無い。 地上波テレビだってターゲットにあわせた番組編成をしてるので、超夜型の若者がたまたま朝まで起きてて、早朝の高齢者向け番組を目にする時くらいしか「違う層むけ」の番組は目に入らない。 ところがネットだと、検索エンジンは“サイトの性格”を検索するわけでは

    “横の壁”が無くなる - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/05/18
    だから呆れたり、ムカツクってことが起る
  • “日本の将来像”をお選びいただけます - Chikirinの日記

    政治家が日の将来ビジョンを提示できていないことが問題だ。まずは、どんな国を目指すのか、国の将来像を描いてほしい!」とお嘆きのみなさん、 参院選の準備に忙しい政治家に代わり、ちきりんがこの国の将来ビジョンを提示させていただきます。 といっても、決めるのはもちろん(ちきりんではなく)皆様です。 下記に“日の将来像の選択肢”を5つほど書いておきましたので、みなさんで選んでみてくださいね。 <オプション1:ギリシャモデル> バラマキにバラマキを続けた上、めちゃくちゃな財政赤字でも消費税はあげず国債発行で対応し、更に日郵政を再国有化するなど国家機関もどんどん肥大化させる。 国債の消化が未達となり国家財政が成り立たなくなってから、その後のことは考えるモデル。 日の場合、ギリシャのように事実上の財政破綻が起こっても暴動は起こらず、せいぜい粛々とデモ行進が行われる程度なので治安は問題なし。その代

    “日本の将来像”をお選びいただけます - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/05/15
    老害勝ち逃げのギリシャモデルになりそうだ。
  • 客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記

    自動車会社の経営者→「若者の車離れが進んでいる。車が売れない」 サービス会社の経営者→「高齢者はお金の使い方を知らない。ため込むばかりで消費しない。お金を持っては死ねないのだから、もっと使って人生を楽しめばよいのに」 若者の“○○離れ”を嘆き、一方で高齢者の金離れの悪さを指摘する経営者達。 しかし、「モノが売れないのは、客の購買行動が変だから」と考えてるような企業が儲かるはずがない。 客が商品から離れたのではない。商品が客の欲しいモノや、欲しいと思う価格から離れてしまっているだけ。 ちきりんの知る限り、このことを一番よく言われるのはセブンイレブンCEOの鈴木敏文氏です。 鈴木氏は「売れないのは、客が当に欲しいと思うモノを我々が提供できてないからだ」と繰り返しおっしゃってます。 ユニクロの柳井社長も時々同趣旨の発言をされる。買わない客がおかしいのではなく、供給者側が客の望むモノを見いだせて

    客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/05/13
    客をつかまえて「お前の行動が変だ」とか言ってる企業が儲かるはずがない
  • 南の島へ! - Chikirinの日記

    なんだかこの国は全然暖っかくならないので・・ “去年”がそうであったように、 “一昨年”もこうであったように、 ちきりんは明日から南の島! というわけで、ブログは10日間ほどお休みを頂きます。今日の夜以降はコメント承認もストップします。いつものように南の島ではネットにつながらない生活を送る予定。 というわけで、GWお暇な方はこちらをどうぞ、的にいくつか。 ちきりん同様、超のつく文系人間であるにもかかわらず“何でも理解した気になりたい方”にお勧めなのが下記。物理に関する素養、基礎知識が全く無くても“完璧にわかったような気になれる”すごいです。 同じシリーズで、「相対性理論を楽しむ」と、「最新宇宙論と天文学を楽しむ」も同様にわかりやすいです。 でも、こんなわかりやすいを子供に読ませるべきではありません。「僕、将来物理学者になる!」とかいいだしたら大変です。(←なんで?) 「量子論」を楽

  • ネット消費時代のインフラ:物流・決済・窓口 - Chikirinの日記

    “これから個人消費がリアルからネットに一気に移行する”云々の話を最近よく書いてますが、その絡みで今後、重要になる“社会インフラ”を、ちきりんは次の3つだと思っています。 ・小口物流 ・決済 ・窓口拠点 「ネット消費時代の新インフラ御三家」と勝手に名付けてます。 ひとつずつ見てみましょう。一番シンプルに「アマゾンでを買う」場合。はなんらかの“小口物流サービス”を使って自宅に届きます。そしてお金クレジットカード、電子マネー、ネット銀行口座などの“決済サービス”を利用して支払われます。 ネットじゃなくて屋でを買うと、屋まで行った人がその場で決済し、自分でを家に持って帰ります。しかし購買機能がリアルからネットに移行したため、「自宅までの小口物流」と「決済」の機能は、屋というビジネスとは独立して事業化されることになったわけです。 また、あらゆる購買機能がネットに移行しはじめると、物流

    ネット消費時代のインフラ:物流・決済・窓口 - Chikirinの日記
  • どんどん稼いでがんがん使おう - Chikirinの日記

    ネット上でよく聞く“嫌儲”という言葉。なんと発音するのかも知りませんが、こういった新語を考え出す人のセンスにはいつも感心します。 これは文字通り“儲けることを嫌う”感情や、そういった思想、性向の人を指す言葉で、特に“ネット上で儲けることを嫌う”ことにその特徴があります。 彼らは、トヨタやソニーが自動車やテレビを売って利益を上げても嫌がらないけど、無料でウェブサービスを提供していた会社がサービスの一部有料化に踏み切ったり、人気のでた個人サイトが広告掲載を始めたりすると、批判したり嫌みを言ったりします。 それは、「自分も貢献したコンテンツなのだから、こっちにも分け前をよこせ」という主張でさえなく、単に「自分とは無関係の誰かが儲けること自体を嫌う」といった態度であり、まさに“嫌儲”です。 私には、ネット上のサービスを無料で利用し、その恩恵を享受してきた人が、広告掲載や一部有料化を批判する理屈はよ

    どんどん稼いでがんがん使おう - Chikirinの日記
  • 守る組織、守る人 - Chikirinの日記

    「知ってる情報はもったいぶらずに全部、お客様に渡せ」と、その昔、上司によく言われました。情報だけじゃなく、考えたこと、知見とか洞察という類のモノ、知的財産的なもの、すべてを全部出せと。 これは、価値ある情報を、「抱え込むな」、「出し惜しみするな」、「隠すな」、「もったいぶるな」、なぜなら 「全部出しきったら、翌日はまた、新たに価値あるものを見つける必要がでてくる。そうしたらお前はもっと努力するし成長するよ」という意味です。 何かを残しておけば、「次回までに何も結果がでなければ、コレをだせばいい」と思えます。そしてその考えが、進化や成長を阻害します。 たとえば「コストを 10%削減しろ」と言われたとします。いろいろ考えてみたら 15%のコスト削減が可能だとわかった。そこで 10%だけ削減して、「 10%削減、達成できました!」と言っておけば、5%の余裕を残しておける。 そうすればまた次回「さ

    守る組織、守る人 - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/04/18
    「左手で仕事をする」人/もっともではあるんだが、全力で走り続ける人生ってどうなんだろうと最近考えている。
  • 払うべきか、稼ぐべきか - Chikirinの日記

    就職難に直面している大学生が、面接指導などを受けるため「就職予備校」に通うというニュースを見ました。 大学の就職相談室より実践的で懇切丁寧と人気らしいのですが、価格はかなり高く、中には10万円以上のところもあるとか。 ちなみにこのビジネスに関連して、最も学びが大きく成長しているのは、お金を払っている学生側ではありません。 こういったビジネスにニーズがあると睨み、就職氷河期到来の機を逃さずに事業を始めて効果的に不安を煽り、適度に優しく適度に厳しく指導する起業家側の人達こそ、学びに来ている学生の何倍ものことを日々新たに学んでいるし、ビジネスパーソンとして成長しているはずです。 口コミで何でも拡がってしまう大学生から10万円も払ってもらうには、相当高い価値を提供しないと商売は成り立ちません。そのためには何をどうすればいいか、日々考えて試行錯誤をしているはず。それが“稼ぐ側”を育てるのです。 実は

    払うべきか、稼ぐべきか - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/04/13
    好きなことは金を払ってやれ、もらってやるな
  • javariしてみた - Chikirinの日記

    javari というアマゾンが始めたや鞄の通販なんですけど。 画期的なのは、「好みに合わないという理由で返品できる」+「送料も返送料も無料」ということ。つまり“や鞄の試し履き、試し買い”がネットで可能になったということです。 で、このjavariを一度使ってみようということで、今回はその体験レポートです。 ステップ1)まずはネットでお買い物。クリック! 春になってブーツが安くなってるんじゃないかということで、レディース、ブーツのカテゴリーから、色やヒールの高さ、値段などで商品が絞り込めるのは、いかにもネットらしい便利さ。特にちきりんはヒールの高いを履かないので、これで絞れるのはとても便利。 の写真はいろんな角度からのものが掲載されていて、かなりの倍率まで拡大できるので、質感やイメージについてはネットでもほぼ完璧に理解できました。 口コミや評価の情報はまだ少ないですが、色違い商品の口

    javariしてみた - Chikirinの日記
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    northlight 2010/04/11
    店員に“早く決めろよ”と(暗黙に)せかされることもない/これはネット通販の良いところ。
  • グローバリゼーションの意味 - Chikirinの日記

    企業の課題としてよく指摘される、「グローバル企業への脱皮」 素材メーカーから電子デバイスなど部品メーカー、さらに、工作機械、自動車や精密機器メーカーなど、日には世界中に商品を輸出し、売上の半分が海外市場という企業も少なくありません。 しかし、これらの企業が「グローバル企業か?」と問われた時、自信をもって「もちろん!」と言えるでしょうか? なかなかそうはいえませんよね。これはなぜなのでしょう? なぜ海外でも名の通った有名大企業さえ、世界からグローバル企業として認識されないのでしょう? 答えは、グローバル化しているのが「技術と商品」だけだから。反対にいえば「組織と人」が全くグローバル化していないからです。 日人男性だけで構成される役員会、日人で固めた世界各地の現地法人の責任者、日社だけで行われる経営会議や研修、日人だけに適用される給与テーブルや退職金制度・・・ たとえ世界中で

    northlight
    northlight 2010/04/07
    総合商社は、「輸出メーカーの合同・海外営業事務所」であり、「輸入企業の共同買い付け事務所」である/海外展開に日本人は不要となると、やっぱり国内で食い合うしかないのか・・・。
  • ちきりんブログ改編のお知らせ - Chikirinの日記

    <重要なお知らせ> 長らくご愛読いただきました「Chikirinの日記」は、月間100万PV達成を機にこれまでの“おちゃらけ社会派ブログ”の路線を転換し、今後は“おちゃらけアフィリエイトサイト”に模様替え致します。 これまで同様、“皆様に愛されるおちゃらけブログ”を目指して精進して参りますので、引き続きご贔屓にお願い申し上げます。 こんにちは、ちきりんです。 今日ご紹介するのは、レンジで焼き目がつけられるレンジ調理具です。「マイクロ波を遠赤外線と幅射熱に変換して調理する」らしいです。 使い方は簡単で、油をひいて材を入れ、蓋をしてレンジでチンするだけ。時間は (4分)+(2〜5分)。最初は4分、あけて中身を混ぜて(裏返し)、後半の時間は材により調整します。 焦げ目が付くのが“売り”らしいので、まずは焼き魚を作ってみます。 ブリの塩焼きです↓ 付け合わせのネギも一緒に焼いてみました。いいデ

    ちきりんブログ改編のお知らせ - Chikirinの日記
  • “何が”問題なのか - Chikirinの日記

    名古屋の河村たかし市長が、市議会議員の数と給与を半分にするといいだして、議会と真っ向から対立している。 名古屋市議の平均通算在職期数は3.4期(1期は4年)に上り、「多くの議席が指定席化し、新しい人が出られない」(河村市長)。 こうした実態を突き崩すため、河村市長が提出した今回の条例改正案では、 (1)議員年収を約1600万円から約800万円に半減 (2)議員定数を75から38にほぼ半減 (3)議員1人当たり年600万円の政務調査費の完全廃止 −を打ち出した。市長自らは就任直後に年収を800万円に減額している。 元ニュース)http://www.jiji.com/jc/zc?k=201003/2010032700263&rel=j&g=pol なお、名古屋市の人口は225万人。比較するため書いておくと、世田谷区の人口が86万人、練馬区が71万人、もしくは、大阪市が266万人、京都市が146

    northlight
    northlight 2010/03/28
    世の中には「何が大事なのか」がよく理解できない人もたくさんいる
  • レシピ 今日の料理は“ちきりんブログ” - Chikirinの日記

    日は“Chikirinの日記”の作り方=レシピを書いてみます。 Chikirinの日記を美味しく作る手順は以下の通りです。 手順1:材料を集める 材料となる情報を集めます。わざわざ情報を買いにいかなくても、手元にある残りものの情報を巧く使って美味しい料理を作りましょう。 手順2:メニューを決める 集まった材料(情報)を眺めながら、何ができそうか、何を作るかを考え、メニューを決めましょう。最終的なできあがりの姿を具体的にイメージすることが大事です。 手順3:構成を考える 作り始める前に、どの材料をどう調理しどこに使うか、という手順を考えます。いきなり調理に入るのではなく、最初に全体像の構成を考えるのです。この作業を“ストラクチャーする”といいます。 手順4:調理する 手順が決まったら調理を始めます。(文章を実際に書いてみます) 手順5:味見をする 卓に出す前にきちんと読み直して、細かい間

  • 経済成長に必要なインフラが変わることの意味 - Chikirinの日記

    発展途上国の開発援助といえば「インフラ投資」というのが、一種の定番というか常識です。 「当にそれが一番いい方法なのか? もっとミクロな生活改善の方がいいのでは?」という点については議論もあり、私も 2005年にこちらで書いています。 しかし、一般的には途上国にとってはインフラ投資のインパクト、その乗数効果は(日々に必要な生活物資を配るというような方法に比べ)非常に大きいとされています。 この“途上国へのインフラ投資”に関して、先日も紹介した「グラミンフォンという奇蹟」を読んで学んだことを書いておきます。 このの主役であるイクバル氏というバングラディッシュ人の男性は、米国に留学して教育を受け、米国の金融業界で働いていましたが、祖国で携帯電話事業を立ち上げるという事業を始めて成功させます。 彼が最初にひらめいたアイデアは「つながることが価値なのだ!」ということでした。“つながる”とは「携帯

  • 就職氷河期 サイコー! - Chikirinの日記

    来年(2011年4月入社)の新卒採用市場がいっそう厳しくなりそうという報道をよく見る。 これは、なかなかすばらしい事態であると思う。(注:ちきりんは“混乱 lover”である。) そもそも日において就職状況が(新卒はもちろん中途の人たちもだが)厳しいのは、ちきりんも何度も書いているように、 ・この国において「仕事より人が多いから」なのであり、 ・「あなたの孫はインドか中国で生まれます」で書いたように、今後も日には仕事は増えない。 なので、自己分析とか意味不明なことをしても何の役にもたたない。 経済産業省は“既得権益・強化戦略”とでも呼べそうな成長戦略を発表していたけれども、何をやろうと“日という場所”が再度経済成長するなんてことは、もう起らないのだ。 来年は新卒の60%くらいしか就職できない可能性があるそうだが、これは当にめでたい。しかもおそらく就職できるのは、偏差値の高い大学にい

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  • 日本が次のステージに進めないワケ - Chikirinの日記

    今の日の状況ってこんな感じだよね〜ってのを書いてみた。 左上に青い“人のマーク”が3つあるでしょ。この人達が、日が新しい創造のプロセスに入るのを邪魔している人達です。 具体的にいえば、この 3名は、 (1)“壊す”という行為自体に恐怖を覚える人=安定志向で変化が嫌いな人 (2) 壊されることで、既得権益を失う人 (3) 何かが大きく変わる時に、何の混乱もなく完璧に一気に移行できると思い込んでいる人 です。 (1) と (2) はわかりやすいですよね。 でも実は一番やっかいなのが (3) の人なんです。 (3) の人は、今まで自分で何かを創ってきた経験がありません。 だから、新しいものを創るプロセスには常に混乱や混沌が伴うし、時には問題も起こるし、清濁併せのむ必要に迫られる場合もあるんだ、ということが理解できません。 だから、ちょっとでも問題が起こるとスグに「ほら、言わんこっちゃない。や

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  • 賃貸住宅斡旋のネット化 そろそろ? - Chikirinの日記

    少し前に、「リアルビジネスがどんどんネットビジネスに置き換わるよね」、と書きました。ネットへの移行が早かったビジネスといえば、金融、旅行、書籍と音楽流通などでしょうか。そして最近は一般の物品販売(家電、衣服、料等)やメディアがブレイクし始めています。 他に“極めてネット向き”と思えるのに出遅れていたものとして“賃貸住宅の斡旋市場”があります。人が部屋を探す基準はとても似通っていて、エリア、家賃、間取りで物件を絞りこみ、トイレバス別とか、和室か洋室か、ペット可か不可か、などの好みで選んでいく。物件側もこれらの基準を元に完全にスペック化されている。 高度にスペック化された商品について、多数の需要と多数の供給があり、それらをマッチングさせるビジネスが賃貸住宅の斡旋事業なんです。こんなにIT技術&ネット向きのビジネスはない。ように見えるわりに、ネット化が遅いですよね。 皆さん、今住んでいる部屋は

    賃貸住宅斡旋のネット化 そろそろ? - Chikirinの日記
  • 若者、アウト! - Chikirinの日記

    録画してあったガイアの夜明け(2月9日分)を見た。おもしろかった。テレビ東京、グッドジョブ。 ちきりんは「世界の高齢化の最先端を走る日の未来」に興味津々だ。世界のどこにもないユニークな社会になると確信しているし、今は想像もできないことが起りそうでとても楽しみ。 過去いろんなエントリで、ちょっとずつ未来社会の側面を描こうとしてきたけれど、“総合的にどんな感じになるの?”ってのは、ちきりんもなかなか表現できていない。多面的、具体的、かつビビッドに、未来の姿を描写するのは簡単じゃないのだ。それがこの番組を見ていたら、「おお〜、これじゃん!?」って感じだった。未来のこの国の姿がはっきり見える番組だった。 内容は、高齢者が派遣や内職という形で労働市場に流入しているという話で、でてきた事例は、 <ケース1> 「高齢社」という71歳の社長が率いる高齢者専門の派遣会社。登録する労働者は大手企業の管理職な

    若者、アウト! - Chikirinの日記
    northlight
    northlight 2010/02/14
    リアルだ。教育コストという面ではあり得る話。問題は、スキルフルな高齢者の割合かな。
  • キリンとサントリーの破談によせて - Chikirinの日記

    サントリーとキリンの経営統合が破談になりましたね。せっかく大きな目標に向けての画期的な試みだったのに、とても残念です。苦渋の決断をされた経営者の方もさぞかし苦しい思いであろうと思います。 経営支援や破綻処理、それに相続目的以外での、いわゆる“戦略的な”合併・買収は、日企業にとっては大きなチャレンジです。今回は特に、サントリー側が同族企業で未公開会社だという特殊条件もありましたし。 しかも“うまくいっている同士が、将来の成長を取り込むための合併”となると、「背に腹は代えられない」崖っぷちの会社とは違いますから、ついつい「あれもこれも」主張して我を通したくなるのはわからなくもありません。いろんなことがあったのでしょう。 でもちきりんは、破談にはなったけれど、一度は下されたこの二企業の経営トップの判断を、それでも高く評価しています。今回は巧く行かなかったけれど、そこから得られたものも多いんじゃ

    キリンとサントリーの破談によせて - Chikirinの日記