保険診療と保険外診療(自由診療)を併用する「混合診療」を実施すると、本来は健康保険が適用される診療も含めて治療費全額が自己負担となる厚生労働省の運用が妥当かどうかが争われた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は「厚労省の法(健康保険法)解釈は誤り」と指摘し、原告患者に保険給付を受けられる権利を認めた。混合診療を原則として禁止する国の政策を違法とする司法判断は初めて。 http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071108k0000m040091000c.html(魚拓) 患者の選択の自由、混合診療解禁は当然至極、と思われがちだが、これは極めて危険である。素人が弁護士の力を借りずに国に対して勝訴したこともあって盛り上がっているようだけど、冷静に議論したい。論点は、混合診療の是非ではなく、それ以前のところにある。次の本を参考に整理する。 市場原理
ども。焼津さかなセンターのオススメはイカスミソフト。シートンです。 今まで進められてきた地方衰退≒「ファスト風土化」について書いてきましたが、地元について少しビジュアル面で補強する形で述べていこうかと思います。 かつて、私、焼津の衰退ぶりを示すことで、「道路を拡げてはいけない」と主張致しました。その焼津はどのような状況なのか。まずは、駅周辺から見ていきますね。 焼津駅南口からバスターミナルを眺めたところです。右手の建物は立体駐車場。左手は駅前マンションです。ちなみに、朝の7時過ぎの写真ですが駅前に人の気配がありません。なぜかといえば、焼津では地方の常として自動車交通が発達しているからなんです。目の前には立派な歩道橋、これは最近駅前再開発において整備されたものです、がありますが、使う人も、使う必要もありません。 この歩道橋に上がってみましょう。 現在、静岡県に限らないかも知れませんが、駅前に
http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/58d690dcf02e90a53f5a15310a81f6c2 に関連して 本当に人の痛みの解る人間は、自分の幸せを語る前にまず、この幸せを得られない人が、自分のこの幸せを知った時どのように感じるか… と少しは考えてから言葉を発するんだよ。 http://blog.goo.ne.jp/funamushi2/e/58d690dcf02e90a53f5a15310a81f6c2 申し訳ないが、私は人の痛みが本当に解るほど、できた人間じゃないので、他人がどうこうはさておき、自分のことを書く。 ちょっと長いけれど、自分語り。 私は、先天性の耳介形成不良である「小耳症」という障害を持って生まれてきた。 見ての通り、右耳が「小耳症」という病名の文字のまま変な形の小さい耳で、さらに耳の穴が塞がっているため(外耳道閉鎖症)右耳の聴力は
この件にはあまり関わる気はなくて、てきとーについったーでつぶやくに留めてたんですが、hashigotanの様子も大丈夫そうだし、なんか違和感が残ってるのでエントリにまとめようかと思います。 まず最初にぼくの立ち位置なんですがどちらの味方というわけでもないです。かと言って「敵」というわけでもない。単なる傍観者なんですが、加えて言うなら「もうちょっと幸せな結末はなかったもんかなぁ」と思ってます。当事者についてはそんな感じなんですが外野については少し思うところがあります。ただ、これも批判とかバカにするとかそういうことではなく単純に、「もうちょっとうまくやれたんじゃないか?」、と思う程度です。「誰も悪くないのなぁ」と「もうちょっとうまくやれたんじゃないか?」っていうそういう気持ち。「誰が正しい」とか「偽善者」とかそういう優越感ゲームに加わるつもりはありません。 で、件のエントリなんですが、ちょうど
「続く」とか書いてもなんだか無駄かな、と思ったり。 私は「柳沢発言に反応する女は痛い」的薄笑いに騙されるな、ということや、 あっという間にネットの「常識」が塗り替えられているのに、コラーッとくぎをさしておきたかったんだけど、 それすらも、「ラベリング」と見なされるんだったら、なんにも言うな、と言う事ですか、 なんてものすごく堂々巡りな話しをする事になる。女性が産む「機械」であると言うより むしろ厚生労働大臣が人間を「機械」に例える発言をした、ってことを強調したかったんで、 まずこの発言を聞いて思い出したのは「ホワイトカラーエグゼンプション」及び安倍首相の 「ホワイトカラーエグゼンプションが承認されたら残業が減って子供が増える」なんて発言で、 今回柳沢発言を辞任要求はやり過ぎだ、が主流の考え方になったら、多分参院選後に 「ホワイトカラーエグゼンプション」は決定すると思う。それでいいんなら、も
地を這う難破船 - 何が「差別」であるのか(――検証) こちらで、そもそものarisiaさんの最初の発言が差別であるという指摘があった。自分の記事もリンクされているので反応してみる。なお、この議論をよく知らない人が誤解しそうなので補記しておくが、yukiさん自身はarisiaさんの最初の発言は差別であるとは言ってない。あくまで上から目線で蔑視を感じた、と言っている。 たとえば、自分が「ネットで文章を書いても、金なんてもらえないのにバカだなあ」とネットで書いたとする(この発言はライターでよく見受けられるものでわかりやすいから使ったが、こう思ったことはない。ネットで書いているという時点で自分も入っているのだから、実は自嘲であるかもしれない)。それに対して、他の人が「ネットで文章を書くことをライターの人はこう考えているのか。興味深い」と言われた時に、はたして侮蔑、または差別だと自分が抗議したら、
社会ことを荒立てずに、お願いするスキルを磨いてきたつもりが、今度ばかりは通用しなかった。なぜだろう。リヴァイアさん、日々のわざ: 実体験として「切れる」若者をはじめて見た(喫煙がらみです)。あるいは、「携帯は、待て」と知る。私は、川端裕人さんがされた事は立派な事だと思います。ですけれど「余計なお節介」でしかないし、喫煙を注意したのは社会を良くしたいという気持ちより自己満足に過ぎないと思うのです。 駅でタバコを吸わない、というのはマナーです。禁煙を喚起する看板が掲げられ、喫煙所が設置されたり、喫煙をご遠慮くださいというアナウンスが聞こえます。なにか特殊な事情でもない限り、駅を使用していれば「喫煙所以外での喫煙はマナー違反」くらいの事を知っている筈。それでも尚、タバコを吸う人は、吸います。私たちは、良くマナー違反をします。電車の中で携帯で会話をする、点滅する歩行者用信号を無視して渡る、ゴミ収集
いや和英辞典で調べてみると総括ってsummaryとかroundupとか出てくるんだけど,サヨクな人々やブログ界のモヒカン達の求める「総括」って何て訳せばいいんだろう.オウム事件の後に高橋和己の『邪宗門〈上〉 (朝日文芸文庫)』『邪宗門〈下〉 (朝日文芸文庫)』とか読んで何となく納得したんだけど,納得したつもりになっただけで,あれはあれで思考実験としては面白いけれども,現実にはまた違った出来事が色々と起こっていたんだろうな.しかし自分も周りも納得できるような総括って何だろうか.再帰的に総括,総括とやりあって殺し合ってしまった連合赤軍事件とかもあったよね. 駒東を中退して河合塾コスモに通っていた頃,周りからはよほど危うくみえたのか,牧野剛ゼミに遊びにきていた鈴木邦男さんから『テロルの決算 (文春文庫)』とか大江健三郎の『セブンティーン』を勧められた.どこかからコピーしてきたらしい『政治少年死す
宗教は昔から統治の道具であった.政治権力が宗教を利用することもあれば,教団が権力を欲することもある.今日の成熟した宗教が,日常を淡々と守らせるように機能していることは確かだけれども,そのために宗教があるかというと微妙だ. 僕はむしろ宗教というのは,理不尽な世の中を分かった気になりたいとか,何かを信じたいといった欲望に深く根ざしていている気がする.科学も同様の欲望に根ざしているし,科学や近代国家,資本主義よりも宗教が先にあり,特に基督教がそれらの成立に深く関わっていることは周知の通りである. 日本も明治維新の折に近代法を持ち込んだり近代軍隊をつくる課程で,基督教に於ける神の機能に代わるものとして天皇制を再定義している.創作もかなり含まれるにせよ『象徴の設計 (文春文庫)』なんかを読むとその辺が生々しく描かれていて面白い. いまでは葬式仏教という言葉さえ死語になりつつある仏教でさえ昔は僧兵で武
「サードオーダー」問題に関連する文章を書きました http://www.miyadai.com/index.php?itemid=365に関連させて…。分かりやすく言えば、一次(ファーストオーダー)の観察とは現実への観察であり、二次(セカンドオーダー)の観察とはその観察の仕方への観察である*1。例えば、マスコミが行なう事件の報道そのものは一次観察であるが、それに対してマスコミの報道する事件は偏っていると批判をするのが二次観察である。科学世界で言えば、実証研究は一次観察であり、理論研究は二次観察である*2。普通は一次観察と二次観察とがお互いに依拠しあうことによって進展する。 正確には、日本には一次観察と二次観察もろくな形では存在しない。例えば、経験主義の英米系は実証研究による一次観察が盛んで、理性主義の大陸系では理論研究による二次観察が盛んだ。しかしどちらにせよ一次観察と二次観察、つまり実証
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