住宅ローンの崩壊と住宅市況の悪化、そこに金融機関の貸し渋りが重なれば、当然起こるべき現象なのであろう。 家族連れホームレスの急増である。 しかし彼らを路上で「目にする」ことはない。我々が「ホームレス」という言葉から連想する人々とはイメージがかけ離れているため、道ですれ違っても彼らをホームレスだと思うことはない。 一見ごく普通の両親と子供たち。身なりにしても、衛生面にしても、特に劣ることはない。彼らのほとんどは、シェルターからシェルターを渡り歩いたり、車上生活をしたり、友人宅や実家などに身を寄せて生活している。 これら「姿の見えない」ホームレス家族は、米国の全ホームレス人口の4割以上を占めるにまで至った。 さらにやるせないことに、ホームレスを経験した子供の数は、昨年だけでも80万人におよび、今年になっても増え続けているという。すでに全国330学区が、昨年から今年にかけてホームレス児童が倍増し
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