■パレスチナ自治政府、「アル=ジャズィーラ」が同政府の転覆を狙ったキャンペーンに参加していると非難 2011年01月26日付『アル=ハヤート』紙(イギリス)HP一面 【ラーマッラー、ナザレ:本紙】 パレスチナ自治政府は、カタールのテレビ局「アル=ジャズィーラ」がパレスチナ・イスラエル和平交渉に関する秘密文書を公開することで同政権の転覆を狙ったと非難し、同局に対する攻撃を強めている。これらの秘密文書は、パレスチナ指導部が和平合意を取りつけるためにイスラエルに対して大幅な譲歩を示したことを暴露するものであった。この件を巡って、イスラーム抵抗運動「ハマース」が自治政府に対して「交渉や譲歩といった茶番をやめるよう」呼びかける一方で、イスラエルのアナリストたちは、同国右派が喧伝する内容に反して、同文書が「パレスチナ側に実質的な交渉相手がいるということを証拠づけるもの」との見方を示した。 ラーマッラー