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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (31)

  • 文字の書きやすさと読みやすさは対応しない: 極東ブログ

    点字は、基的に子音と母音の組み合でできている。その意味では、点字はローマ字のように構成されているし、実際の筆記でも、発音をできるだけそのまま写しとるように記述する。こうした仕組みは合理的なので、通常の日語の文字もそれに類した合理的なものがあれば便利なのではないかと考案してみた。加えて、書きやすいほうがよい。 すると、5母音の基記号に基的な子音の記号を組み合わせることになるのだが、そのための筆記しやすい形状とその弁別性・識別性が問われる。当然ながら簡素な、形状として、棒線と向き、上限の丸め、そして丸といった形状が思い浮かぶ。これらをいわば50音表のように整理して、これらを使って文字として、文字として書いてみるのだが、書くのは面白いし、書きやすい。が、読めないのである。可読性がやたらと低い。規則があったはずなのにデタラメな線と丸の羅列のようになる。 そうこう考案・改良しているうちに、こ

    文字の書きやすさと読みやすさは対応しない: 極東ブログ
  • 無意味な暗記と昔のこと: 極東ブログ

    この夏、64歳になった。父が62歳でなくなっていて、その姿を老いに思っていたのだから、それからさらに2年近くも生きている自分が奇妙な気もしないでもないが、親族には90歳近く生きる人もいるし、思えば父の父、私の祖父、そして曽祖父も長寿な人であって、父も長生きするつもりでいたのだろうと思う。 自分はというと早世すると信じていたので、長く生きたものだ。人生を振り返ってもいい時期には達しているせいか、そんなことを思うのだが、実際に思うのは存外に些細なことが多い。その一つが無意味な暗記である。なんとなく暗記しているが、それになんの意味があったんだろうかという奇妙な感じのするあれである。 具体例。私は般若心経を暗記している。260文字なので暗記しようと思えば暗記できるものではなかろうか。というのを16歳のころ思って暗記した。ついでに観音経の偈文も暗記したのだが、途中で飽きた。理由は簡単で、事実上無意味

  • 「じわじわ来る」首相問責決議: 極東ブログ

    参院での首相問責決議なんて選挙が迫る時期の恒例、自民党政権時代の民主党の愚行みたいなもので、どうでもいいやと思っていた。とはいえ、自公が民主党に三党合意を守ってないではないと批判するのもありうるだろう。そんな気分で関心をそらしていたら、とんでもない事態になっていた。結果を知って「じわじわ来る」というのだろうか。自民党の自爆がきつい。 当初自公はこういう話だった。28日付けWSJ「首相問責案は谷垣氏の戦略ミス?」(参照)より。 自民、公明両党は、民主党が27日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で、同党提出の衆院選挙制度改革法案を野党欠席のまま採決したことなどに強く反発。首相への問責決議案を提出する方針と報じられている。野党が多数を占める参院では、問責決議案が可決される公算が大きく、議員立法や原子力規制委員会の同意人事を除き今後の国会審議はストップする可能性が高い。 衆院政治倫理・公選法改正

  • 日韓の軋轢で、韓国はどうすればよいのか?: 極東ブログ

    日韓の軋轢で、韓国はどうすればよいのか? 残念ながら、私には、なんのアイデアもない。 理由は簡単で、日リベラルな知的空気では、日韓の軋轢については、過去の経緯を見てもそうだが、日が無限に譲歩すべきであって、韓国側がどうすべきかということは問えない、と感じているからだ。 そして、私はその知的空気に抗う意見があるわけでもない。メリットも気力もない。しかたないなあと思うくらいだが、さて、この問題を国際的な視点から見ると、どうなるのだろうか。そんな関心で、つらつら、英米圏のメディアを見ていて、ふと、こういう考えは、日の知的空気のなかでは、なかなか出せないかなと思う意見があった。Diplomat誌に掲載された”What's Driving Japan's Trade Restrictions on South Korea?”というコラムである。執筆者は、MIT政治学でPh.D課程にあるMi

  • 韓国とは友好的でありたいが日本とは体制の異なる国家になった: 極東ブログ

    結論を先に、かなり荒っぽく言えば、日は米国の属国のようなものだが、韓国はそこから離脱して中国の属国のようなものになっていくのだ、ということ。現代世界を冷戦に例えるのは意外に危険ではあるが、実際的には、米中は新冷戦と言ってもいい現状がある。その意味では、日韓国は異なる体制になっていく。せめて鉄のカーテンがないように、民間交流は円滑になるといいと願う。 そうして概観してみると、昨今の韓国問題は ① 日の国家安全保障の問題(韓国中国下に入りつつある) ② 韓国による日韓基条約(の関連協定も)のちゃぶ台返し を、切り分けたほうがいい。そして、今回のフッ化水素関連は、①である。 ②については、つまり、「韓国による日韓基条約(の関連協定も)のちゃぶ台返し」は、韓国の主体規定による、第二次世界大戦勝利国認識に関連する。これは、フランスのドゴール政府の模倣的な発想だろう。簡単に言うと、韓国

  • 「冥福」は祈らない: 極東ブログ

    外交官殺害事件について各種ブログをザッピングしていて、「冥福」という言葉が奇妙に心に引っかかった。なにか痛ましい事件があると、メディア、とくにTVで「ご冥福をお祈りします」と来る。いつからそういう風潮になったのだろう。自分の少年期や青年期を思い起こすのだが、よくわからない。ただ、阪神大震災あたりから「あれ?」という違和感があった。この手の問題はどうも気持ちが悪い。 話がそれるが、最近の若い子は事の前に「いただきます」と言って合掌をするのだが、これもどこから入ってきた風習なのだろう。育児のことを現在ではあたりまえのように「子育て」と呼ぶが私の記憶では三好京三「子育てごっこ」以降のことだ。昭和50年である。広辞苑を見ると浮世風呂に「子育て」の用例があるのでこの時期の造語ではないようだが。 「冥福」に話を戻すと、浄土真宗つまり門徒は「冥福」という言葉を使わない。御同行御同朋使だけで使わないわけ

  • 英語をハングルで書けるか? その2: 極東ブログ

    英語をハングルで書けるか、という話を書くつもりが、前回は、そもそもハングルで他の言語が表記できるか、という一般論から展開した話になってしまった。確かにその前提がないと英語だって無理となるのだが、実際に英語をハングルで書けるかという話題でもなかった。じゃあ、どうなの? 昨日そのエントリーを書いたあと、奇妙なサイトを発見した。失礼(실례)しました、ユニークというか興味深いというか。いわく「韓国語ができれば英語もわかる」(参照)というのである。誰が書いたのかと思ったら、アシアナ航空のスタッフさんらしい。趣向は「英語等のハングル表記から、そのもとの外来語を推定すると英語等の学習に役立つのでは、このシリーズは、そんな仮説にもとづいています」とのことだ。 「韓国語は日語と語順が同じで漢字語も共通しているものが多いからいいが、英語はどうも……」といわれますが、日語に英語等の外来語が多いように韓国語に

  • 駅名をなぜハングルで表示するのだろうか: 極東ブログ

    新宿を歩いていてふと「西武新宿駅」という表記に目が止まった。我知らずという感じである。この時の意識が自分でも不思議なのだが、なぜその表記を見ているのか、理解していない。自分がなぜ?と改めて思ってから我に返る。そこにあるハングル表示が気になっていたことに気がつく。「세이부신주쿠역」 それが「西武新宿駅」の表記であることはわかる。口を突いて読んでみる。「セイブシンジュクヨ」。たしかに。最後の「역」は韓国語の「駅」を意味する言葉で、音の響きからわかるように、元は漢字の「駅」である。 というところで、はぁ?と変な気持ちになった。その時の意識もよく思い出せないが、口をついて今度は中国語で読んでいた。「シーウーシンスーイー(Xīwǔ xīnsù yì)」最後の「駅」は、日語では「站」だから、「シーウーシンスーチャン(xīwǔ xīnsù zhàn)」のほうがいいだろうか。 中国語はいい。漢字を読めば

  • 英語をハングルで書けるか? その1: 極東ブログ

    英語をハングルで書けるか? と言われても、何を言っているかわからないだろうと思う。というのは、ハングル=韓国語(朝鮮語)というイメージが定着しているからだ。ハングルを使う韓国人も、英語についてはそう思っているかもしれないが、原理的には、ハングルは別段、韓国語(朝鮮語)を表記するための書記体系とは限らない。 その前にハングルが世界でもっとも優れた文字であるという説があることを確認しておきたい。2012年の聯合ニュース「固有文字の優秀さ競う世界大会 ハングルが金メダル」(参照)より。 第2回世界文字オリンピックが1~4日にタイのバンコクで開かれ、ハングルが金メダルを獲得した。 世界文字学会が9日、明らかにした。2位はインドで用いられるテルグ文字、3位はアルファベットだった。 自国で生み出された文字を使うか他国の文字を借用、改造して使っている国の学者が参加し、それぞれの文字の優秀さを競うという民

  • 韓国語から日本語をどのように読み出すか?: 極東ブログ

    韓国語の数字を学んでいて思った。韓国語から日語をどのように読み出すか? 話はそういう次第なのでまず数詞から。 韓国語も日語と同様、数を数えるときに、母語の数詞と漢字に由来する数詞の二系がある。ここでは漢数字に注目。日語で言えば、イチ、ニ、サン、シ、ゴ、ロク、シチ、ハチ、ク、ジュウがあたる。韓国語の場合は、일(イル)、이(イ)、삼(サム)、사(サ)、오(オ)、육(ユク)、칠(チル)、팔(パル)、구(ク)、십(シプ)となる。 起源は漢字の数字なので、その意味では同語源になるはずだが、日と朝鮮がどの時代のどの地域の漢数字を取り入れて、どのように音変化したか、については、私は調べていない。基は同じだろうというくらいしか関心がなかった。 それでも中国語の基も学んでいるので、自然に現代中国語との比較が頭に浮かぶ。1(yī)、2('èr)、3(sān)、4(sì)、5(wǔ)、6(liù)、

    韓国語から日本語をどのように読み出すか?: 極東ブログ
  • サムソンはなぜ"Samsung"なのか?: 極東ブログ

    スマホの「Galaxy S6」から製造社のロゴ「SAMSUNG」が消えたことが先日話題になっていた。「iPhone」から「Apple」が消えたような感じである。と言ってみたものの、別にiPhoneAppleとロゴが特記されているわけでもなく林檎マークがあるくらい。 それでも、なぜそれまであった「SAMSUNG」が消えたのか、というか「SAMSUNG」というロゴを意図的に消したのか。しかもこの対処は日市場に限られていたのはなぜなのか。気になるところだ。 当のサムソンが説明している。ITmedia「日の「Galaxy S6/S6 edge」にSamsungロゴがない理由は?――新COO堤氏が語る」(参照)より。 国内モデルで「Samsung」ロゴをなくしたことについては、「Galaxy S6/S6 edgeは“ゼロスタート”で開発した。Galaxyの進化を皆さんにご理解いただきたいので、

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  • ドイツ語学習(ピンズラー)、90日を終えた。もうほとんどヤケクソ、そして「ベルリンの壁崩壊」とか: 極東ブログ

    ドイツ語の学習はそれほど意気込まず、楽しくやろうと思っていたが、無理、無理ぃという感じ。こうなったら、ただただしゃにむに突き進むしかないなあと諦めて、とっちらかっていた語学学習を、Duolingo(デュオリンゴ)のフランス語とドイツ語だけは残して、ピンズラー教材に専念することにした。 これまではわからない部分があるとなんども戻ってやり直してというふうにやってきたり、たまには書き出したりしていた。それもやめた。もう多少わかんなくてもとにかく前に進むことにした。 そうしてみると、不思議と前に進む。ピンズラーは心理学者でもあったので、人間の忘却曲線を考慮して(ピンズラー死後はそのメソッドで)教材を作っているので、むしろ毎日毎日、突き進んだほうがよいみたいだ。かくしてなんとか90日を終えた。フェーズ3がなんとか終わった。ピンズラー方式では、フェーズ3が終わるといちおうその言語の基は学んだことにな

    ドイツ語学習(ピンズラー)、90日を終えた。もうほとんどヤケクソ、そして「ベルリンの壁崩壊」とか: 極東ブログ
  • オバマ大統領が後世に残す名言「武力でわからせてやる!」: 極東ブログ

    ぼけっと国際ニュースを見ていたら、オバマ大統領が出て来て、またなんかごにょごにょ言っているなあと聞き流していたのだが、ふと、え?と思った。ちょっと待って。今、なんて言ったの? ほかのこと考えていた。 ニュースは録画したのを見ることにしているので、おもむろに今のところに戻ってみた。あんだ? 赤毛のアン? ちがう。おいおい、なんか、すげーこと言っているぞ。 話は、24日、ニューヨーク開催の国連総会で演説である。イスラム教過激派組織「イスラム国」打倒の演説である。ブッシュ大統領のときのように各国に支援を求めていたのだが、その中で、こう言っていた(参照)。 The only language understood by killers like this is the language of force. こんな人殺しがわかる言葉は、唯一、軍事力という言葉である。 「ランゲージ(language)

  • 「脱法ハーブ」は英語でなんと言うのか?: 極東ブログ

    問題は、「脱法ハーブ」は英語でなんと言うのか、ということだ。なんと言うのだろう? 仮に分けて考えてみると。「脱法」はなんと言うのか、そして「ハーブ」はなんというのか、その二要素を組み合わせると、「脱法ハーブ」が英語で表現できるのか。とりあえず、そう考えてみよう。 「脱法」って英語でなんて言うのか? ちょっと思い浮かばない。こういうときは、反対語を思うといい。脱法の反対は「合法」である。「合法」は"legal"または"legitimate"かな。すると、その反対は、"illegal"または"illegitimate"か。おっと。それは「非合法」だよ。 というあたりで、「脱法」は「非合法」とどう違うのか。ここで気がつくのは、「脱法ハーブ」は「非合法ハーブ」ではないこと。「合法」なんだけど、なんだかよくない、ということで、「脱法」とか呼んでいるわけな。あるいは、過去形で、呼んでいた。 そういうの

  • [書評]7カ国語をモノにした人の勉強法(橋本陽介): 極東ブログ

    書名に惹かれて「7カ国語をモノにした人の勉強法(橋陽介)」(参照)というを読んでみた。面白かった。かなり同意できる内容だった。 書籍の名称は、たいていは出版社や編集者が付けるものだ。よく書評なのでは書名についていろいろと評が付くこともあるが、そういう場合、著者というのは困惑するしかない。とはいえ、この書名については、嘘があるというわけでもない。では、モノにしたという「7カ国語」は何か、とまず見ていく。 私はこれまで言葉と文学に関する研究を行いつつ、数多くの外国語を学んできました。母語である日語の他に、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語を習得し、まだ習得には至りませんが、韓国語などを学んでいます。 「7カ国語」は、日語を含めて、中国語、英語、フランス語、ドイツ語スペイン語、ロシア語ということだろう。 韓国語についてはかなり謙遜されているので、逆に言えば、他に上

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  • [書評]舛添要一の6カ国語勉強法 - 体験に裏づけられた上達への近道(舛添要一): 極東ブログ

    もっと前に出ていただろうと思った。1980年代のだろうなと。違った。1997年のだった。舛添さんがこれを執筆していたのは1996年。48歳のころ。ああ、それでも今の僕より若いのか。 彼がメディアでばりばりと活躍して、今に残る罵言を吐いていたのもそのころ。東大の先生をしていたころ。まだ30代だったわけだ。栗慎一郎さんもまだ40代だった、あの頃。 舛添さんが東大をやめたのが1989年。桝添政治経済研究所を設立。この話はこのの「はじめに」に書いてある。 そのまま勤めていれば、国家公務員として給料は保証され、生活は安泰。ましてや、東大の駒場と言えば内容はともかくとして、入学試験の難易度だけからみても全国一の難関としてしられる大学。 やめたのは、人談によると、大学への失望だったらしい。 だが、それゆえにこそ、大学改革の必要性を強く感じたのだ。「日の大学はこのままではいけない」と思った。

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  • ピンズラー方式のフランス語学習の60日間を終えた: 極東ブログ

    、音声だけで外国語を教えるメソッドであるピンズラー方式を使ったフランス語の学習、60日を終えた。ふー。けっこうきつかった。 外国語というのは教えるメソッドが優れていたら、楽々、修得できるんじゃないかという期待もあったが、なかなかそうはいかないもんだなとも思った。 ピンズラー方式の語学プログラムは各国ごと4段階に分かれていて、今回フランス語の2番目、フェーズ2を終えたわけである。 それで、どのくらいフランス語を修得できたかというと、とりあえず60日目のレッスンに追いつけるくらいには、しゃべれるようになった。 ピンズラー方式はやたらと問いかけがあって、それに学習者は即座にフランス語で答えなくてはならない。この「即座」がきっつい。でもそれなりには追いついて答えらるようになった。あまり考えずに、"Est-ce que vous pouvez me montrer sur le plan où

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  • フランス語の勉強に買った本: 極東ブログ

    ピンズラー方式でフランス語を30日ほど学んだ話を前回(参照)書いたが、とりあえず当初の目標をひとまず終えて、ふと、基、耳だけで覚えたフランス語のしくみがどうなっているのか、知識として、ちょっと気になって、いくつかフランス語の勉強にを買ってみた。前回にも書いたけど、昔、学生の頃にもいく冊かもっていたが、さすがにもうなくしてしまった。 最初に買ったのが「Essential French Grammar」(参照)という。表題からもわかるように英語で書かれたフランス語文法の入門解説書。160ページほどの薄いKindleだと(参照)300円ちょっとと安価。当然内容も薄いだろうことは了解済み。この価格帯だとクズかなと思ったが、いちどフランスを学んだ人の便覧という趣旨。サンプル読んだ感じではよかったので、買ってみた。読んでみてどうかというと、これはこれで悪くない。とりあえずこれだけ知っていた

  • 米語発音の実態。"Mary/merry/marry"の違い知ってますか? 「ねーよそんなもん」がほとんど正解。: 極東ブログ

    米語発音の実態。"Mary/merry/marry"の違い知ってますか? 「ねーよそんなもん」がほとんど正解。 英語の発音の話。いや、正確にいうと英語じゃなくて、米語。で、ああ、また発音の話かよ、でもあるんだけど、いやこれがなかか面白くてね。今回のネタは、米国人でも米語の発音は地域でけっこう違うよという話。そうまとめると、そりゃそうだよね、くらいなんだけど、これが具体的になると、ほほぉ、という感じがするのだった。 具体的な話で行きましょうか。似たような発音の3つの単語がある。これだ。"Mary/merry/marry"だね。この3つの単語の発音の違いわかりますか? 意外と日人だとわかっちゃうと思うのだけど、あえてカタカナ風にいうと、メアリー/メリー/マリー、とかかな。 で、米人はどうよ? 答えは、ほとんどの地域で、この3つの単語の発音は同じ。ほとんどって、どのくらいかというと、この地図の

  • 人を不幸にする50の理由: 極東ブログ

    先日、英語版のLifehackで「人を不幸にする50の理由」というネタを見かけた(参照)。これってそのうち日語のサイトにも掲載され、それなりに話題になるのかなと思っていた。がその後特に見かけなかった気がする。どうでしょ。 そのままパクるのもどうかと思うので、50項目に適当に自分のコメントでも付けてみるかな。訳も適当な意訳なんで、気になるかたはリンク先を当たってみて。 さて、何が人を不幸にするのでしょうか。 1 心配事がある(You worry.) それはそうかな。ただ、心配事をなくせというのも無理な相談。 2 思い通りにいくと思い込んでいる(You hold onto the perceived idea of control.) 無理なことはあるし、そもそも他人の思いというのは、どうにもならない。 3 人を恨んでいる(You hold grudges.) 特定の怨みというより、社会正義