MySpaceにとってはほっと一息だ。米連邦控訴裁判所は先週、テキサス州オースチンの10代の少女がMySpaceで出会った男に性的暴行を受けたことについてMySpaceの責任を問えないとの裁定を下した。 その少女(訴訟ではJulie Doeという名前で呼ばれていた)は、2006年5月にMySpaceで知り合った19歳のPete Solis氏から性的暴行を受けた後で、最初に母親(Jane Doeという名前で呼ばれていた)とともに訴訟を起こした。テキサス州裁判所に提起された訴訟は、MySpace、親会社のNews Corp.、そしてSolis氏を相手取ったものだった。MySpaceに対する申し立ては詐欺、過失、重過失、過失による不実表示などであり、被害者親子は、MySpaceはそもそも少女のような若いユーザーがプロフィールを作成できないようにするテクノロジを導入しておくべきだったと主張した。