「いつ、どういう形で起こるのかは想像の域を出ないが、OracleはLinuxが1つのディストリビューションに収れんされていけばいいと考えている」── 10月14日、「Oracle Summit 2006」カンファレンスのために来日した、グローバルテクノロジービジネス部門のロバート・シンプ副社長はこう話し、OracleにはLinux分断の意図がないことを改めて明確にした。 Oracleは、10月のOracle OpenWorld San Francisco 2006で同社がRed Hat Linux自体のサポートに乗り出すことを明らかにしている。米国で発表されたOracleのサポート料金は、年額99ドルから始まり、Red Hatの半値以下。さらにRed Hatが提供していない、データセンターのデータベースをサポートするのと同等の品質水準もメニューに加えている。 大きな打撃を受けるとみられてい
日本オラクル株式会社は11月14日、報道機関向けのラウンドテーブルを開催し、米Oracle グローバルテクノロジービジネスユニット担当副社長のロバート・G・シンプ氏や、Oracle Fusion Middlewareプロダクトマーケティング担当副社長のリック・シュルツ氏らが、記者からの質問に回答した。 シンプ氏に対しての質問は、OracleがRed Hat Linuxに対してサポートを提供するという「Unbreakable Linux 2.0」戦略に集中した。その中でシンプ氏は、なぜLinux OSのサポートに踏み切ったのかについて「完全にオープンであり標準化されたインフラを提供できるのがLinux。オープンスタンダードであるがゆえに、どこか1つの企業が独占しようとしてもできないメリットがある」とした。また、「できるだけ多くの人が統合化された1つのLinuxを利用することが大事と考えている
10月、Oracle OpenWorldで電撃発表された"Oracle Unbreakable Linux 2.0"、国内での展開も少しずつ見えてきた。14日、都内で開催されたOracle Summit 2006において米Oracle Vice President, Technology MarketingのRobert Shimp氏、日本オラクル 常務執行役員 システム事業統括 システム製品統括本部長 兼 マーケティング本部長の三澤智光氏に訊いた。 Oracle Summitはデータベースやミドルウェアといった同社のテクノロジ製品に関するイベント。顧客やパートナー企業に対してこの分野におけるオラクルの方向性や取り組み、ソリューションスタックを説明するものだ。 イベントの開幕で、日本オラクル代表取締役社長 最高経営責任者 新宅正明氏はUnbreakable Linux 2.0について言及、
2006/11/14 日本オラクルのデータベース新製品「Oracle Database 11g」が2007年夏に国内で出荷されることが11月14日、分かった。グリッド・コンピューティングの適用範囲を拡大し、システム全体の可用性と拡張性を高めるのが特徴。11gは10月下旬に開催した米オラクルのイベント「Oracle OpenWorld 2006」でベータ版が公表されていた(技術詳細は過去の記事を参照)。 日本オラクルのシステム製品統括本部 営業推進部 部長 杉崎正之氏が11月14日開催のイベント「Oracle Summit 2006」で「来年夏ぐらいに出荷する予定」と述べた。「開発はほぼ終了し、パートナーにベータプログラムの参加を呼びかけている」という。 杉崎氏は11gについて「可用性やセキュリティ、拡張性の向上は当然。注目しているのは非構造化データを管理対象にしたことだ」と説明した。11g
Generative AI will drive a foundational shift for companies — IDC
2006/11/14 米オラクルのグローバル・テクノロジ・ビジネスユニットのバイスプレジデント ロバート・シンプ(Robert Shimp)氏は11月14日、日本オラクルのイベント「Oracle Summit 2006」で講演し、ユーザーのRed Hat Linuxをオラクルが直接サポートする「Unbreakable Linux 2.0」について「日本でも同じように提供したい」と話した。日本オラクルの常務執行役員 システム製品統括本部長 三澤智光氏は「2007年早々にも開始まで持っていければ」としていて、国内展開が確定的になった。 Unbreakable Linux 2.0はレッドハットに代わり、オラクルがユーザーのLinuxをサポートするサービス。OSのアップデート、パッチを適用する「Network Support」と、アップデート、パッチに加えて24時間365日のWeb、電話サポートを
日本オラクルは、都内のホテルで「Oracle Summit 2006」を開催し、Red Hat Linuxに対するサポートサービスについて日本の顧客やパートナーらに改めて説明した。 日本オラクルは11月14日、都内のホテルで同社テクノロジー製品に関する最大のイベント、「Oracle Summit 2006」を開催した。オープニングの基調講演では、10月のOracle OpenWorld San Francisco 2006で発表されたRed Hat Linuxに対するサポートについて日本の顧客やパートナーらに改めて説明した。 日本オラクルの新宅正明社長は、「Red Hat Linux自体のサポートを開始することによって、いよいよOSからさまざまなミドルウェアで構成されるインフラストラクチャー全体を整えることができるようになる」と話し、日本市場でのRed Hat Linuxサポート事業の展開
「人間がいるところにはリスクが生じる」- それがたとえ単なるユーザに限らず、システム管理者、サーバ管理者、そしてデータベース管理者であっても同じことだと言う。ワールドコムやエンロン、ライブドアなどの粉飾事件を経て、IT業務の世界では今や「内部統制」は重要なキーワードのひとつだ。これまで「管理者」と名が付けば「何でもできるスーパーユーザ」という認識が一般的だったが、今はそれも大きく変わりつつある。 日本オラクル システム製品統括本部 営業推進部担当ディレクター・北野晴人氏は、14日に行われた「Oracle Summit 2006」のセッション「世界初!!コンプライアンスとリスク管理を実現するオラクルデータベース」で、データベースセキュリティのあり方について講演した。北野氏は「データベース管理者がすべき業務は、データベースの起動・停止、バックアップ、リカバリ、DB領域の拡大、チューニングなど
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