日立コンサルティングは25日、同社の新営業支援システムにOracleが開発するSaaSモデルのCRM製品「Siebel CRM On Demand」を採用、稼働開始したことを日本オラクル、日本オラクルインフォメーションシステムズと共に発表した。 日立コンサルティングは、現在の社員400名体制から、2008年までに1,000名まで事業拡大していく予定。そのためには営業活動の効率化および戦略的営業活動の強化が求められることから、グローバル標準のプロセスモデルを備え、短期間かつ低コストで導入できる点を評価した結果、Siebel CRM On Demandの採用に至ったという。同システムは現在すでに稼働中で、50名のユーザが提案システム内容や進捗状況、受注見込み/確定金額などの案件管理に活用しており、今後の事業拡大に応じてユーザ数を増やしていく見込み。SaaSモデルの大きな特長のひとつが「短期導入
米Red Hatが12月21日(現地時間)に発表した同社会計年度で2006年第3四半期決算(9-11月期)において、前年同期比で純利益こそ減少しているものの、売上は45%と大幅に上昇した。この発表を受けて株価は前日の18ドル台から22ドル台へと上昇し、10月下旬にOracleがLinuxサポートビジネス参入を発表してRed Hat株価が急落する直前の水準にまで急回復している。 Red Hatの同四半期の決算では、純利益が1,460万ドルと前年同期の2,320万ドルの水準からは減少しているものの、売上は1億580万ドルと、前年同期の7310万ドルから45%近く上昇している。売上の内訳はサブスクリプションが8,890万ドル、トレーニング/サービスが1,700万ドルとなっており、とくにサブスクリプションの伸びが前年同期比で48%アップとなるなど、同社の好業績のけん引役となっている。同社によれば、
日本オラクルは2007年5月期の上半期(2006年6-11月)決算を発表した。売上高は対前年同期比で10.7%増の457億8,500万円、営業利益は同15.2%増の156億3,900万円、純利益は同22.1%増の98億2,200万円となり、すべての事業部門で増収、売上高と純利益は、上半期としては、過去最高の実績となった。この中間期業績では米オラクルが積極的に企業買収を進めたことで、製品系列が強化されたアプリケーションの売上高が同2.64倍と大きく拡大するとともに、ミドルウェア製品群は同54.2%増となるなど、同社が今後の成長基盤として重点化している分野が大幅に伸張した。 業況を部門別にみると、同社の中核事業である「データベース・テクノロジー」の売上高は同2.0%増の178億7,300万円で全体に占める構成比は39%だった。企業のIT投資意欲が加速するなか、安定した状況で推移しているが、同社
米Oracleは6日(現地時間)、Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteをリリースした。Webアプリケーションからデスクトップアプリケーションまでを含む様々なアプリケーションに対してシングル・サインオン機能を提供する。ライセンス料金は、ユーザ単位の課金となる。 Oracle Enterprise Single Sign-On Suiteは、Oracle Identity Managementファミリーに含まれ、5つのコンポーネントから構成される。 Oracle Enterprise Single Sign-On Logon ManagerとOracle Enterprise Single Sign-On Password Restは、エンドユーザ向けのインタフェースで、Logon Managerは複数アプリケーションにわたるアプリケーションの一元管理、
日本オラクルはオンデマンドサービス「Oracle On Demand」を拡大、これまでの@Customerに加えて@Oracleと呼ばれるメニューを国内でも展開する。@Oracleはハードウェアからデータベース、ミドルウェア、アプリケーションまでを含めたシステム全体をオラクルがホスティングし、運用するもの。Oracle E-Business Suiteに対する付加サービスとして提供される。 オラクルの提供しているアプリケーションのオン・デマンドサービスは、大きくサブスクリプション型とマネージドアプリケーション型に分かれる。このほかもミドルウェアやデータベースなどをユーティリティコンピューティングとしてインフラストラクチャを提供するOracle Technology On Demandもラインナップする。 サブスクリプション型は、一般的にSaaS(Software as a Service)
日本オラクルは6日、サポートサービスの拡充を発表した。ミッションクリティカルシステムを視野に入れた"Advanced Customer Service"にサポートメニューが増えることになる。価格は顧客のシステム構成などによって異なり、Priority Serviceで年額625万円から、Solution Support Centerで年額2790万円からなど。 Advanced Customer Serviceは、ミッションクリティカルシステム向けに通常のサポートに加えて提供される高レベルなサポート。これまで"Business Critical Assistance"と"Assisted Service"で構成されていた。今回、これに加えて"Priority Service"と"Solution Support Center"が追加された。 Advanced Customer Servic
5日、日本オラクルと日本オラクルインフォメーションシステムズ(OIS)はOracle Management Summit 2006を開催した。開幕にあたり、米Oracleでシニア・バイスプレジデントを務めるディック・ウォルベン氏がスピーチを行った。 ディック・ウォルベン氏は、日本においてオラクルとOISという2つの組織をまたぎ、アプリケーションビジネスを担当している。そのディック・ウォルベン氏が、Management Summitというアプリケーションのイベントで語った内容は、意外にもミドルウェアについてだった。 現在のOracleの強みはデータベースからミドルウェア、アプリケーションという、エンタープライズシステムの大部分を手がけるカバレッジの広さだ。ディック・ウォルベン氏が訴えるのはこの総合力こそがオラクルの価値だということだ。なかでも特にミドルウェアの重要性を訴える。 「標準に準拠し
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