ユネスコ無形文化遺産登録を目指す「和食」をPRしようと、世界遺産条約採択から40年を記念した国際会議会場で京弁当を配る料理人たち=6日午後、京都市左京区、高橋一徳撮影 京都の老舗料亭の料理人らが6日、同市内で開催中の世界遺産条約採択から40年を記念した国際会議の会場で京料理の弁当を配った。参加者に味わってもらい、「和食」のユネスコ無形文化遺産への登録に向けて弾みをつけるねらいだ。 弁当は、旬の素材を生かした「塩炒(い)り銀杏(ぎんなん)」や「松茸(まつたけ)ごはん」など懐石料理を詰め合わせたもの。会議に出席した約60カ国、約390人が秋の味覚を堪能した。 スリランカ出身で国際文化財保存修復研修センター(ローマ)のガミニ・ウィジェスリヤさん(58)は「小さな料理が集まってハーモニーがある。すごくおいしい」と語った。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録
「異色の着付師」堀切修嗣・37歳と芸舞妓たちが織り成す絢爛豪華な“花街の世界”その舞台裏とは? 情緒あふれる京都の花街。夜ごと舞妓や芸妓がお座敷に華を添えるが、その美しい姿の影には『男職人』たちの存在が欠かせ無いのをご存知だろうか。着物を整え帯を締める。歴史ある花街で脈々と受け継がれてきた着付けの技を持つ職人だ。 番組では『京都5花街』のひとつ、東山区の宮川町を舞台に活躍する堀切に密着!分刻みのスケジュールでお茶屋を飛び回り、見事な職人技で次々と芸舞妓を彩って行く。休日はジーンズにピアス、大型バイクに跨り京の町を駆け抜け、着付けだけでなくTシャツのデザインや写真の個展を開くなど、花街では相当「異色の存在」だ。 また、普段は中々見ることが出来ない「花街の舞台裏」もみどころの一つ。今なお息づく日本の美しき伝統芸能の魅力を再認識できそうだ。 担当スタッフ 演出:山崎博昭・村田慎吾 構成:沢田隆三
日本酒の需要拡大を図い、横断組織を設けた大手11社の会見=1月26日、大阪市中央区の商工会館(写真:産経新聞) 酒どころの灘、伊丹(ともに兵庫県)と伏見(京都府)の老舗酒造メーカー11社が共同で、日本酒の需要拡大を図る横断組織「『日本酒がうまい!』推進委員会」を発足した。需要低迷にあえぐ業界内からは「大きな動きになってほしい」との声があがる。しかし、老舗のライバル同士の“呉越同舟”に、「足並みがそろうのか」と、早くも不安の声が上がっている。 [グラフ]日本酒の消費数量 昭和40年代後半ピークに減少の一途 1月26日に発足した同推進委によると、参加したのは白鶴酒造、日本盛、宝酒造、辰馬本家酒造、大関、月桂冠、剣菱酒造、小西酒造、沢の鶴、菊正宗酒造、黄桜の11社。国内の日本酒メーカーが約1800社に上ることを考えれば、1%にも満たないが、侮るなかれ。生産量では11社合計で、平成21年度の国
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
顕微鏡で拡大した織物。中央の金箔が見える部分が金糸=平等院提供顕微鏡で拡大した織物。金糸が織り込まれている=平等院提供見つかった断片の中で最も大きい長さ約8センチの織物=平等院提供 世界遺産の平等院鳳凰(ほうおう)堂(京都府宇治市)にある国宝の本尊付近で2004年に見つかった織物片の両面に金箔(きんぱく)を張った紙の糸が織り込まれていることが分かった。平等院が11日、発表した。10〜12世紀に中国・宋で作られて輸入されたきらびやかな織物だった可能性が高く、専門家は「織物の歴史を知る上で貴重な資料だ」と話している。 織物片は04年から平等院の本尊などを運び出して手入れした「平成の大修理」の際、本尊・阿弥陀如来坐像(あみだにょらいざぞう)の台座(直径約2.7メートル)内部のすき間から、ガラス玉などとともに発見された。日本女子大の小笠原小枝教授(染織史)らが調査していた。 長さ8センチ、幅
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