創業100周年で経営危機、倒産危険度指数が上昇中 シャープは大丈夫なのか 万が一のとき、日本経済はどうなる? 世界を代表するテレビメーカーが、危機に瀕している。工場や首都圏の営業拠点を売却するリストラ策に走っているが、新しい「稼ぎ頭」はまだ見つからない。残された時間は、多くない。 ハゲタカが狙っている 莫大な資金を元手にコンマ秒単位のトレードを繰り広げ、億単位の儲けを一瞬のうちに稼ぎ出す巨大外資。彼らが日本の電機メーカー・シャープに密かに「売り」を仕掛けている。 東京証券取引所が発表する空売り残高報告書に、その〝証拠〟がある。ドイツ銀行、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスが、シャープ株を大量に空売りしていることが直近の報告書に記載されているのだ。 3社の空売り分を合わせるとシャープの発行済み株式数の3・7%以上で、〝裏大株主〟といっていいほどの大量の売り。外資各社はシャープの株が