アフガニスタンの首都カブールでヘロインを注射する薬物常用者(2012年4月25日撮影、本文とは関係ありません)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【9月23日 AFP】フランスの社会党政権は、医師の管理下で麻薬常用者に違法薬物を処方する試験的な施設を年内にも開設する意向であることを21日に明らかにした。 仏テレビBFMに出演したマリソル・トゥーレーヌ保健相は「年末までにこの試験的な試みについて発表できることを願っている」と話した。開設に前向きな自治体は多数あるという。 この施設では麻薬常用者に滅菌針を渡し、ヘロインなど違法薬物を打つ際に医師が監視・管理する。欧州では英国とドイツなどがすでに同様の施設を設置している。 しかし政府案については、右派野党から即座に反論が出ている。リュック・シャテル(Luc Chatel)元教育相は「無責任だ」と発言し、「わが国の若者に誤ったメッセージ
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