秋もイベントがもりだくさんですね。 気候も過ごしやすいのでおでかけするのも楽しいです。 みなさんはどんな1週間を過ごされましたか? 今週印象に残った1冊を紹介します。 悠木シュンさんの『スマート泥棒』です。 スマート泥棒 (双葉文庫) 巷を賑わせる「スマート泥棒」、略して「スマドロ」は白昼堂々、人が在宅しているところに盗みを働く泥棒。被害に遭った主婦、サロンの女社長とその妹、犯人の幼馴染など、犯人と関わった女性たちが被害の様子や自分の事を語っていくうちに、彼らの人間関係も明らかになっていき…。 スマート泥棒は男性の二人組。イケメンのほうが女性の相手を している間に、もう一人が家の中を物色するのです。被害に遭った女性たちも、それはもうクセの強い方たち。何なら自らすすんで、今、被害に遭いにいきます、といった様子。それも彼女たちの生い立ちや、今抱えている困難な状況などが原因となっているようで。