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ブックマーク / sandletter.hatenablog.com (2)

  • 『ゲーデル、エッシャー、バッハ』(1979年)の亀の性別の問題 - 砂手紙のなりゆきブログ

    ダグラス・R・ホフスタッター『ゲーデル、エッシャー、バッハ』は、日では1985年に翻訳されました。 この話の中には、アキレスと亀の対話などがありますが、こののフランス語の訳者は困りました。 フランス語では「亀」は女性名詞なんですね。 で、できればミスターじゃなくてマダムにしたいんだけど、と著者に問い合わせしてみたら「いいんじゃないの?」という答だったので、世界各国では、まあ亀の性別はどっちでもいいことになりました。 元のアイデアとなった、ルイス・キャロル「亀がアキレスに言ったこと」の中の亀も、実は微妙に性別ごまかしてるらしいんですが、翻訳は柳瀬尚紀の訳で『不思議の国の論理学』が2005年に出ておりますんで、これはしっかりごまかした翻訳になっていると思います。 感覚的にはカメは男性名詞かと思ったけど、違うんですね。 ちなみにウサギが男性名詞。これも女性名詞のイメージがあるな。 日語だと

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  • メタフィクション・メタフィクショナルな小説リスト(自分用) - 砂手紙のなりゆきブログ

    これは、togetterの「おすすめメタフィクション」というまとめで出たものを執筆年順に整理したものです。公表順・翻訳順などではないのでご注意。 ・『ハムレット』(ウィリアム・シェイクスピア)1602年? ・『ドン・キホーテ』(ミゲル・デ・セルバンテス)1605-1615年 ・『ドグラ・マグラ』(夢野久作)1935年 ・『スウィム・トゥー・バーズにて』(フラン・オブライエン)1939年 ・『人間失格』(太宰治)1948年 ・『マロウンは死ぬ』(サミュエル・ベケット)1951年 ・『名づけえぬもの』(サミュエル・ベケット)1953年 ・『石蹴り遊び』(フリオ・コルタサル)1963年 ・『透明な対象』(ウラジーミル・ナボコフ)1972年 ・『箱男』(安部公房)1973年 ・『冬の夜ひとりの旅人が』(イタロ・カルヴィーノ)1979年 ・『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ)1979年 ・『麗し

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    outland_karasu
    outland_karasu 2016/03/10
    おすすめメタフィクションを年代順にまとめてくださっています。
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