自動運転による配送ロボットを開発する「Nuro」が来月から、米国の大手ドラッグストアCVSの顧客向けに処方箋薬などのアイテムの配送を開始する。シリコンバレー本拠の同社の電動式配送ロボットは一般的な乗用車の半分程度の小型サイズで、既に米国の各地で様々なアイテムを運んでいる。 CVSとのパイロットプログラムは6月からテキサス州ベルエアーで始動する。初期段階では1店舗限定で始まるこの配送サービスは、CVSの公式サイト及びアプリで処方薬などのアイテムを注文し、“自動運転による配送”を選択した顧客に無料で提供される。 「処方薬の配送への需要は以前よりも高まっている」とCVSヘルス幹部のRyan Rumbargerは声明で述べた。「当社は医薬品への迅速なアクセスを望む顧客らに幅広い選択肢を与え、利便性を高めていきたい」 Nuro は2016年の設立以来、累計10億ドル(約1080億円)をソフトバンク傘