アップルの株価は昨年90%近い上昇となったが、1月9日に再び最高値を更新した。これは、12月の中国でのiPhoneの売上が予測を上回ったことを受けてのものだ。 米国とイラン間の緊張の高まりの中においても、9日のダウ平均は200ポイント以上の上昇となった。中でも注目を集めたのが、前日から2.1%も値をあげたアップル株だった。同社の株価は現在、310ドル付近での取引となっている。 CNBCのアナリストが中国の政府系シンクタンク「中国情報通信研究院」のデータを元に伝えたところによると、アップルは昨年12月、中国で320万台のiPhoneを出荷した。中国でのスマホ出荷台数が下落トレンドにある中で、iPhoneの先月の売上の伸びは18%だった。昨年12月の中国でのiPhoneの出荷台数は270万台だったという。 アップルの株価は2019年に86%の上昇となった。背景にはPhone 11の売上の好調や