9月26日、シャープは欧州の家電事業の構造改革を行い、その結果、約63億円の特別損失を計上すると発表した、東京で2月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino) [東京 26日 ロイター] - シャープ<6753.T>は26日、欧州におけるテレビをはじめとする家電事業を構造改革すると発表した。現地の家電事業で300人規模を削減し、スロバキアとトルコのメーカーに「シャープ」のブランド(商標)を供与する。これにより、2015年3月期に63億円の特別損失を計上する。 欧州のテレビ事業は事実上撤退し、ブランド使用料を受け取る事業に移行する。スロバキアのテレビメーカー、ユニバーサル・メディア・コーポレーション(UMC)社に「シャープ」ブランドで販売する権利を供与する。ポーランドにあるシャープのテレビ工場の売却交渉もUMCと始める。