トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 もんじゅ、電力浪費2万4千世帯分 2012年4月30日 13時55分 夏に向けて電力が足りなくなると心配される中、発電もしないのに、膨大な電力を消費している施設がある。日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)。浪費する電力は年間8550万キロワット時と、ざっと2万4千世帯分の電力をまかなえる量だ。 もんじゅは、原子炉で出た熱を液体ナトリウムで受け渡し、蒸気をつくる。ナトリウムは水より熱伝導性がいいが、冷めると固まってしまう。そのため、作動していないときでも、ヒーターで200度まで熱して循環させる必要がある。 抱えるナトリウムは計1670トンで、普通の小学校のプールおよそ3つ分。これを回し続けるだけのために電力を食う。 もんじゅに電力を供給しているのは北陸電力。北陸電力は、管内では電力需給のバランスはそれほど
トップ > 滋賀 > 8月3日の記事一覧 > 記事 【滋賀】 「琵琶湖汚染なら大変」 関電原発再稼働禁止仮処分申請 Tweet mixiチェック 2011年8月3日 仮処分申し立て後に記者会見する井戸謙一弁護士(右から2人目)や吉原稔弁護団長(右から3人目)ら=大津市内で 2日に定期点検中の関西電力の原発計7基を再稼働させないよう大津地裁に申し立てられた仮処分。申請した住民や弁護団は「原発の問題は、もはや立地県だけの問題ではない」「もし琵琶湖が汚染されれば大変なことになる」と声を上げた。原発のない滋賀で福井県にある原発の危険を司法に仰いだ背景には、福島第1原発事故以前には考えられなかった県境を越える「当事者意識」が広がっている。 申し立て後に大津市内で開かれた記者会見で、申立人代表の辻義則さん(64)=長浜市=は「福井の原発は、よそ事だと思っていたが、福島県の事故を目の当たりにして、若狭
トップ > 北陸中日新聞から > 北陸発 > 記事 【北陸発】 原発勤務中 がん発病 「息子の死」告発 亡父の手記再版 2011年8月1日 故・松本直治さん 5日に32年ぶり 被ばく問題に一石 原発が国内で増設され続けた一九七〇年代、原発の安全管理業務に携わった長男が舌がんで死んだのは、被ばくが原因ではないかと告発したジャーナリストの故・松本直治さん(一九九五年、八十三歳で死去)の手記「原発死-一人息子を奪われた父親の手記」が五日、増補改訂版として三十二年ぶりに潮出版社から再版される。福島第一原発の事故で原発作業員の被ばくが問題となる中、原発の安全性に一石が投じられる。(松岡等) 手記は雑誌「潮」に掲載された後、一九七九年七月に出版された。親交のあった作家、故・井伏鱒二さんが原稿を編集者に仲介するなど尽力し、その際に井伏さんが編集者らと交わした書簡やはがきが今年見つかり、改訂版に収録した。
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 原発にフィルター設置義務を ベントの放射性物質低減で 2011年6月11日 18時25分 原発の緊急時に原子炉格納容器から蒸気を外部に放出する「ベント」について、経済産業省原子力安全・保安院が、蒸気から放射性物質を除去するフィルターの設置を義務付ける検討を始めたことが11日までの保安院への取材で分かった。 国内の沸騰水型原発ではベント配管にフィルターは付いておらず、東京電力福島第1原発事故では、放射性物質が広く拡散した。保安院は「深刻な事故を想定していなかったからで、問題だった」と認めた。高圧蒸気に耐えるフィルターは大掛かりでコストがかかり、技術的にも難しいが、東電は「必要性を検討する」(松本純一原子力・立地本部長代理)としている。 ベントは、冷却機能の喪失などで格納容器内の圧力が異常に上昇した際、容器が破損して大量の放射性物質が
トップ > 政治 > 紙面から一覧 > 記事 【政治】 保守議論「難解すぎ」 自民構想会議 2009年12月28日 朝刊 自民党が保守の理念を再定義するため、谷垣禎一総裁の肝いりで議論を進めてきた政権構想会議。第2次勧告を出し、議論は新たな綱領を検討する策定委員会に引き継がれたが、メンバーからは「内容が難しすぎる」との声も上がっている。 「日本にも自生的秩序や徳目を論じた思想は多い。『葉隠』における武士道、安藤昌益や二宮尊徳の農本思想、石田梅岩の商人道などが、それである…」 構想会議が今月上旬、全議員を対象に開いた意見交換会。配布資料に記された保守に関する説明文は難解で、ある出席者は「意味不明。みんな雪辱を期して地元を回っているのに、執行部は何を議論しているんだと思った」と打ち明けた。 構想会議は、衆院選惨敗の一因となった党内の路線対立を反省し、一致結束できる新たな旗印を打ち出そうと発足。
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