汚染水漏れの懸念は専門家が早い段階から指摘していた。 ところが東電の経営陣は、それを知っていながら放置したのだ。 いわき市議会議員の佐藤和良氏が、こう憤る。 「これまで汚染流出を認めなかった東電が今回、やっと認めたという印象です。震災後の4月から細かい漏水などありましたが、"問題なし"としてきました。ところが、溶接すら施していないタンクが水圧に耐えられるはずはなく、300万トンもの漏水が、ついに始まってしまった」 住民の怒りは完全に東電に向いている。昨年6月に地元住民は、勝俣前会長や清水正孝・前社長ら33名を業務上過失致死傷などの疑いで検察庁に刑事告発。 佐藤市議は、その原告団の副団長を務めている。 「彼らは世界最大ともいえる公害を撒き散らしたにもかかわらず、強制捜査すら受けないのは市民感情として納得できません。日本が法治国家である以上、法に則って彼らに責任を負わせるべきです」
京都府出身のロックバンド「くるり」のボーカル&ギター、岸田繁さん(37)が、京丹後市に在日米軍基地を建設する計画について、ツイッターで苦言を呈した。 問題について知らなかった人も多いようで、ツイッター上では岸田さんのツイートをきっかけに意見が飛び交っている。 「京丹後なんて誰も何も知らないし、誰も文句言わんと思ってるんだろ」 2013年9月10日、岸田さんあてに米軍基地建設の反対を唱えるツイッターユーザーから以下のリプライが寄せられた。 「京丹後市に米軍基地建設の計画があります。日米両政府が『合意』、府知事は間もなく正式受入表明の見込み…。原発を日本海側に押し付けてきた歴史を振り返ることもなく、今度は米軍基地…。」 「私たちは反対の立場ですが、問題自体があまりにも知られていないことをなんとかしたいです」 このユーザーは問題への関心と情報を広げるため、ミュージシャンの岸田さんにリプライしたと
「東京五輪」のふきだしを付けた「くいだおれ太郎」。所有者側は「便乗商売のつもりはまったくない。大阪庶民の気持ちを代弁した」=9日、大阪市中央区道頓堀1丁目JOCが「アウト」とする使用例 経済効果数兆円とも言われる2020年の東京五輪――。多くの企業や商店街などがお祝いムードに商機を見いだそうとするが、ちょっと待った! その宣伝文句が五輪をイメージさせるだけでも、日本オリンピック委員会(JOC)から思わぬお叱りを受ける可能性がある。 特集:2020東京オリンピック 大阪府の画像処理会社は「2020年東京開催決定記念」とうたい、9日からアルバム製作料を値下げした。前回の東京五輪(1964年)が開かれた60年代の写真を含むアルバムなら、通常より7割近く安い「2020円」でデジタルデータ化し、CDに焼き付ける。社長は「五輪をきっかけに昔の写真を見返してもらい、話題作りに役立てば」。 大阪市内
放射能に汚染され、すべての村人が避難した福島県飯舘村。震災から6年後、避難指示が解除されることになった。仮設住宅で暮らす元酪農家の長谷川健一さんは、ふるさとに戻るのか、決断を迫られる。そこで原発事故から30年が過ぎたチェルノブイリへ旅に出る。目にしたものは、人の消えた町と森に還った廃屋。しかし長谷川さんは、立入禁止区域に暮らす「サマショール(自主帰還者)」に出会う。それは未来の自分の姿…。 汚染された大地で「放射能との共存」を強いられる生活だが、それでもふるさと。100年後、200年後には子孫がこの地に戻るかも知れない。 その日のために今日も畑に蕎麦の種を撒く。「原発に負けないで 頑張ってください」。原発事故を苦に命を落とした酪農家仲間の『遺言』と、意志を受け継ぐ飯舘村のサマショールたちの第六章。 監督: 豊田直巳・野田雅也|編集プロデューサー: 安岡卓治|編集: 豊里 洋|整音・グレーテ
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