もとは、建築のデザインの世界の言葉です。 ミース・ファン・デル・ローエというシカゴで活躍した建築のマイスターが 鉄骨とガラスの建築のプロトタイプを作った人なんですが 装飾を廃したミニマリズム(シンプルがいいという考え)にもかかわらず ディテール・・・つまり細部 これはおもに接合部のデザイン サッシと枠、枠と方立て、横ざん、鉄骨など部材のみえかたを いかにシンプルかつ、綺麗にみせるか そういうことに凝った人なんです。 彼はレスイズモア(少ないことは豊かなこと)という名言も残しています。 バルセロナチェアとか、インテリア雑誌の定番ですよね。 ミッドセンチュリーブームで雑誌Casaブルータスとかでとりあげて 「神は細部に宿る」はすっかり有名になりましたね。 かっこよいデザインって実はディテールに相当の苦労があるんだぞ ってミースは言いたかったのでしょう。 建築雑誌には「ディテール」という専門誌も