みずほ銀行で8日、全国で最大100台程度のATMが機器の不具合で一時使えなくなるトラブルが起きた。みずほ銀行で利用者に影響が出るシステム障害が表面化するのは今年7度目となる。ハード機器の故障はこれで3度目だ。原因は多岐にわたっており、改めて障害の連鎖を止める再発防止策が求められる。8日午前9時20分に機器が不具合を起こし、1時間ほどで全面復旧した。ATMが一時停止した影響で27台で入出金中に手
みずほフィナンシャルグループ(FG)が、基幹システムの開発などを担当する人員を、システムの本格稼働後に約6割削減したことが31日、分かった。今年6回の障害を起こしたみずほのシステムは全体像を把握するのが難しいほど規模が大きく、システムに習熟した人員を削減したことが障害の多発に影響した可能性もある。 みずほFGは31日、金融庁に今年5回目となった8月19~20日の障害に関する報告書を提出。この時はみずほ銀行などの営業店と基幹システムをつなぐ機器が故障し、全国の店舗窓口で入出金などができなくなった。
高齢化が進む中、認知機能が低下した顧客に金融機関がどう対応すべきかの指針やルール作りが進んできた。銀行では家族が本人に代わり預金を引き出す「代理出金」がしやすくなるよう、全国銀行協会が指針をまとめる。証券会社でも高齢者対応の専門職を置く動きがある。70歳以上が保有する金融資産は全体の4割に達する見通しで、業界をあげて対策をとる。全銀協は2021年春までに、認知症または認知機能が低下していると判
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