「頭で考えるのと実際作るのでは全く違う」。 これはiPhoneアプリ制作にも言える格言のようなものですが、多くのiPhoneアプリ開発本で学ぶ「サンプルアプリ」と、自分が作ろうと思っている「オリジナルアプリ」の間にはなかなか乗り越えられない壁があります。 その壁を乗り越えさせてくれるのがズバリこの本。 オリジナルアプリのMVC設計手法を身につける 本書「iOS開発におけるパターンによるオートマティズム」は、自分がオリジナルアプリを制作する場合に直面する「データの持ち方」「データの操作の仕方」「データの見せ方」をさまざまなアプリに応用できるパターンとして提示し、それに沿って作っておけば拡張性が高く、変更にも容易に対応できると説きます。 要するに、実戦的フレームワークを伝授してくれる本なのです。 基本的なiPhoneアプリ制作の知識(XCodeの操作方法、Objective-Cの書式)を学んだ