2000年のカタナ生産終了から16年。しかし今尚そのスタイリングは美しく、見る者を感動させてやみません。日本刀をイメージしたというデザインはそれまでにない斬新な発想でした。 ではそのデザインのルーツとは?『RIDE65』に掲載された「今、明かされる"誕生の真実"」より、一部をご紹介します。 カタナ誕生の背景とは『RIDE65』では、スズキの協力のもと実現した、GS/GSXシリーズの生みの親で知られるスズキの名エンジニア・横内悦夫さんと、スズキの海外営業担当でありカタナ商品化の仕掛け人である谷雅雄さんの2人のインタビューを掲載しています。 (左)横内悦夫さん(右)谷雅雄さん/©モーターマガジン社 カタナの製作にあたったのは、ドイツ・ミュンヘン郊外にあるターゲットデザイン、すなわちBMWのデザイン室から独立したH.G.カステンとJ.O.フェルストローム、そしてH.A.ムートが設立した工房で、8