「香港国家安全維持法」の発効を受け、7月1日の返還記念日、香港の治安当局はいきなり370人余りを逮捕した。予想以上のフルスロットルで始まった中国共産党政権による"香港制圧"。これを見殺しにしてしまっていいのか? 『週刊プレイボーイ』で「挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが解説する! ■「遺憾の意」の表明、そして見て見ぬふり6月30日、中国の全国人民代表大会(全人代)常務委員会で「香港国家安全維持法」(国安法)が可決され、発効しました。2047年まで「香港の高度な自治を守る」ための約束とされていた一国二制度は、これで事実上無効化。中国本土と同様、あらゆる形の民主化運動が違法とされることになりました。 これを国際社会が放置し、香港をこのまま"見殺し"にするなら、中国・習近平(しゅう・きんぺい)政権の暴走はさらに広がっていく可能性があります。次のターゲッ
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