最近、立て続けにCMが放送中止になるという事件がおきました。 カエルのキャラクターが登場する缶チューハイのCMに、“ アルコール問題を扱う団体”から「キャラクターを使った表現方法が未成年の関心を誘い、飲酒を誘発しかねない」との指摘を受けたため、このテレビCMの放送を中止。 航空会社のCMでは、出演しているタレントが<金髪のかつらと付け鼻>という<日本人が思いつく外国人>の格好で出てきた事に、“外国人視聴者を中心に”「人種差別だ」という抗議が入ったため、このCMの放送を中止し、別バージョンの放送を開始。 最近のコマーシャルは、制作段階でものすごい精度の商品管理を強いられています。企画の時点で、やばそうな表現はいくら面白くても顔をしかめられて却下になるし、ギリギリの表現は広告代理店の中にある法務部の審査を仰ぐことになる。 そうやって出来上がった企画を、今度はテレビ局の局考査に持ち込み、この表現