日本国内でも自動車メーカーが医薬品や人工呼吸器などの生産協力に乗り出すようだ。 自動車メーカー各社は、海外の現地政府の要請に応じて人工呼吸器やマスクの生産協力を一部地域で始めている。国内でも事態の長期化に備え、政府の要請に応じる方向で検討する。 経済産業省は、日本自動車工業会(豊田章男会長)などの関係団体を通じて自動車メーカーにマスクや消毒液、防護服、ゴーグル、人工呼吸器といったコロナ対策品の生産協力を要請。原材料や部品の供給、3Dプリンターを含む生産設備の提供、医療機器メーカーへの製造支援など、各社ごとに協力可能な内容をとりまとめ、品目ごとにサプライチェーンを構築していく考えだ。 海外では、フォード、ゼネラル・モーターズ、フィアット・クライスラー、アメリカの三大自動車、フォルクスーゲン・グループなどがすでに人工呼吸器などの増産を進めている。 F1界も、英国を拠点とする7つのチームが“プロ
