1980年のドイツ・ケルンショー。 黒山の人だかりの中心に「異形」があった。それが、スズキが新時代を築いたカタナ。オートバイに、デザインという概念を持ち込んだ異端児は姿かたちを変えずに20年間、生き続けた。 撮影:堤 晋一 / 原文:中村浩史 ©東本昌平先生 / モーターマガジン社 私がカタナを選んだわけ〜東本昌平 バイク漫画の金字塔『キリン』。主人公の男は中年にさしかかった38歳。 デカ尻ことポルシェ911とのバトルに、彼が愛機として選んだのはSUZUKI GSX1100S KATANA。そう、1980年に突如登場した異形のバイク、カタナだった。 SUZUKI GSX-1100S KATANA ドイツ人デザイナー、ハンス・ムートが日本刀をモチーフにデザインしたという斬新なスタイルで登場。持ち前の動力性能にエキサイティングなデザインのカタナは世界中で好セールスを記録し、正式発売のない日本に
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