パキスタン情報当局者によると、ビンラディン容疑者は北部アボタバードの邸宅で自身の妻子を含め、少なくとも3家族で同居していたらしい。 地元メディアは3日、2人いるビンラディン容疑者の妻の1人とみられる女性医師のパスポートが見つかったと報道。1982年生まれのイエメン人で、米軍の作戦の際に負傷し、現在はパキスタン当局が保護していると見られる。パスポートは、06年3月に有効期限が切れていた。 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、2人のパキスタン人が同容疑者をかくまい、その家族も同居していたと報じた。子どもを含む複数の同居人も死傷した模様だが、その人数ははっきりしない。 周辺住民との交流はほとんどなかったが、会話をした人も。パンに似たチャパティを邸宅近くで売るシャワヤットさん(23)は、作戦で殺害された同居人らのことをニュースで見て、その1人がなじみ客の男らしいと気づいた。 6年ほど前