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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (9)

  • 戦うか、逃げるかの話、再び - michikaifu’s diary

    日経新聞でこんな記事をハッケン。 「日経WOMANサイト」終了のお知らせ 昨年、「パラダイス鎖国」の発売イベントで中島聡さんと対談したとき、今いる環境が住みにくい場合どうするかという質問に対し、中島さんは「戦え」、私は「逃げればいいんじゃな〜い?」と言ったことがけっこうウケたが、どうも当にそうなってきたらしい。とはいえ、上記の総務省による背景分析(「海外に移り住む女性が増えている」)が当に正しいかどうかはもちろんわからないのだが。(出生と死亡の差による「自然減」でなく、入国と出国の差の「社会減」が原因、というのは事実なのだが、フィリピンなどからやってくる女性が不況のために減っただけかも、といったあたりの詳しい中味は私にはわからないので。)なにしろ、なにかと「女性には住みにくい」とされる日から、いよいよ女性が逃げ出すという話になってきたなら面白いな、と。 外国語ができれば、日語とい

    戦うか、逃げるかの話、再び - michikaifu’s diary
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/03/26
    「会社を変えようなどと思わないほうがいい。他人は自分の思うとおりには変わらない。自分のほうが合う環境を探して動いたほうがいい」
  • そして、アメリカのビッグ・スポーツビジネスは崩壊するかも? - michikaifu’s diary

    上記に関連して、アメリカでも「テレビ」の地盤沈下はすさまじい勢いで進んでいる。アメリカの最後のテレビの牙城である「スーパーボウル」が、今度の日曜日にあるのだが、広告業界の「アカデミー賞」ともいえる「スーパーボウルの広告」枠が、相当に売れ残っているとの話がある。そのため、普通なら最低30秒の枠のところを、ビールメーカーの「ミラー」が、「1秒」のCMをやるらしい。スーパーボウルでビールと並ぶスポンサーである「自動車会社」が、今年はまるっきり出さないから、もう当にどうしようもなくなっているらしい。(出典:This Week in Tech) ドラマがYouTubeやHuluで見られるようになり、ニュースはもうとっくにネットにかなわないこのご時世、テレビの最後の牙城は「リアルタイム中継」であり、そのトップにあるのがスポーツ中継。ネットでもリアルタイム中継はできるが、例えば先日のオバマの大統領就任

    そして、アメリカのビッグ・スポーツビジネスは崩壊するかも? - michikaifu’s diary
  • 「日本語が亡びるとき」と「母の本能」と「多様性」 - michikaifu’s diary

    ウルトラ長文御免。 友人の間ですでに一回り話題が一巡して終わっている、水村美苗著「日語が亡びるとき」をようやく入手できたので読んだ。事前に思ったよりはるかに、私の「肌感覚」で感じていることに近い話であり、また後半に熱く語られる彼女の「主張」の部分については、私の素人としての漠然とした意見を「よくぞ言ってくださいました」と喝采したい。ほぼ、全面的に賛成である。 日語が亡びるとき―英語の世紀の中で 作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (459件) を見る 1.私自身の独白 私は、水村さんよりもずっと半端なバイリンガルながら、彼女の言う「読まれるべき言葉」の連鎖になんとかはいりたい、とずっともがき続けている身である。私自身、これまた彼女の定義する、広い意味での「翻訳者」と

    「日本語が亡びるとき」と「母の本能」と「多様性」 - michikaifu’s diary
    pinball-1973
    pinball-1973 2009/01/26
    カリフォルニア州に住むある一家と日本語。野球とサッカーのどちらの方が得かみたいな議論に似ている。最後は教育論で、機械的文章制作術について。
  • strikes back 1 新型でわのかみ症候群 - michikaifu’s diary

    「パラダイス鎖国」のはだいぶ前に出たし、ブログで書いたのはもう4年近く前なのだが、最近「パラ鎖」に関連して講義してくれといった機会が時々あり、そのたびに「あ、これも言えばよかった・・」などと後から思いついたりする。それで、思いついた話を思いついたときに、パラパラと記していくことにする。 私のような、外国をゴロゴロしている人間が「アメリカでわ、こうなんだよ・・・」と言うと(=日はダメだね)という意味を暗に指しているとして、「でわのかみ」(ご存知ない若い方のために・・「出羽守」です)と言って嫌われるという現象が昔からあった。 最近は、「リバース型でわのかみ」によく出くわす。わたくしなどが「アメリカでは、こうなんだよ・・・」と言うと、「いや、日でわ、そういうのはダメだね(=「アメリカみたいな後進国とは違うんだよ、日はSUGEEEから」の場合もあるし、「日でわ、旧態依然の人たちが多いから

    strikes back 1 新型でわのかみ症候群 - michikaifu’s diary
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/12/17
    新型出羽の守は攘夷派。鎖国と遣使という日本史を貫く2つの潮流。振り子はいま攘夷へ向かいつつあるのだろうか。
  • 「広告モデル」は「集中」を前提にしないと成立しない - Tech Mom from Silicon Valley

    ガ島の藤代さんに反応して。ただし、切込隊長のこのは読んでいない。読みたいけど、日を入手するのは、お金も時間もかかるから大変なのだ・・・ http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20081123/1227461316 今回、日でもあちこちで話してきたけれど、ネットの「無料利用・広告で儲ける」モデルのブームはとうの昔に終わっている。いまどき、「無料でユーザー増やして、あとから広告で儲けます」などと称するWeb2.0ベンチャーにお金を出すベンチャー・キャピタルはいない。ただし、それは「無料・広告」モデルが「終わった」ということではない。 広告モデルというのは、「1.配信コストが十分安い」ということと、「2.読者または視聴者が集中する」という二つの前提がないと成り立たないと思っている。前回のバブル崩壊後、ネット素材のコストが暴落して1.の条件はテキスト中心のサイトな

    「広告モデル」は「集中」を前提にしないと成立しない - Tech Mom from Silicon Valley
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/11/28
    「無料利用・広告で儲ける」モデルのブームはとうの昔に終わっている。次はまだ登場していない。
  • 毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley

    当件、まだ続いております。 この件につき、署名入りで分析や論評されている方は男性が多いためか、この視点についてあまり言及されていないようなので、書いておく。 私自身も含め、毎日新聞問題は「旧メディア対ネット」の構図で語られることが多かったのだが、こちらの記事で、倖田來未さんの「羊水」発言事件との類似が指摘されているのを読み、「あ、そうか」と腑に落ちた。なぜ、私はこの件が気になるのかということが、自分でわかったのだ。 毎日新聞内で「これほど事件が長引くのは、陰で糸を引いている黒幕がいるからでは」との陰謀説がささやかれている、というネット記事もあるようだが、そう、いると私は思う。誰かというと、「主婦」である。 一連の変態記事にはいろいろあるが、一番代表的なものとしてよく挙げられるのが、「母親と息子」の話である。「おまえのかーちゃん、でべそ」という昭和古典の言いまわしがあるが、英語で「おまえのか

    毎日新聞問題は「セクハラ問題」であるとの認識 - Tech Mom from Silicon Valley
  • パンドラが難関を突破!そして「アメリカ版電凸」の感想 - michikaifu’s diary

    ちょっと嬉しいニュースがあったので、書きとめておく。 最近ではiPhoneアプリでも随一の人気を誇るネットラジオ、Pandoraが、音楽ライセンス料をめぐる議会やRIAA(レコード会社の業界団体)やNAB(既存放送局の業界団体)との泥仕合を戦い抜き、「ライセンス料倒産」という存亡の危機をなんとか免れた。 http://news.cnet.com/8301-1023_3-10052966-93.html?part=rss&subj=news&tag=2547-1_3-0-20 Pandoraは、もとはウェブベースの「音楽発見サービス」。創業は2000年というから、この世界では老舗である。YouTubeなどのWeb2.0系画期的サービスがまとまって出現した「特異期」2006年前半頃に話題になり始め、私はその頃から仕事中に聴くBGMとして愛用している。 アメリカでは、音楽のデジタル配信ライセンス

    パンドラが難関を突破!そして「アメリカ版電凸」の感想 - michikaifu’s diary
  • 今更、グローバルとは(1) 「平安のイチロー」と「現代の長安」 - michikaifu’s diary

    瀬戸内寂聴さんがケータイ小説を匿名で書いていた、という話を聞き、もともとファンだったけれどますます好きになった。さすが、この方は突き抜けている。 それで、思い出したのがこの。少し前に、たまたま書架にあったのを手にとって読んだらえらく面白かった一冊、じゃなくて上下2冊。 空海の風景〈上〉 (中公文庫) 作者: 司馬遼太郎出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1994/03/10メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 42回この商品を含むブログ (102件) を見る なんで思い出したかというのはほとんどこじつけだが、私は関東生まれで、鎌倉仏教には割りと親しみがあるけれど、「最澄と空海」、「天台宗(顕教)と真言宗(密教)」、「比叡山と高野山」の区別はほとんどついていなかった。このを読んで、初めて一応の区別がついたのだが、空海と対比される「天台宗」のほうで私が知っている人が寂聴さんしかいな

    今更、グローバルとは(1) 「平安のイチロー」と「現代の長安」 - michikaifu’s diary
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/09/26
    司馬遼太郎「空海の風景」から当時の長安がグローバリズムの権化のような都市で、現代のそれは米国だと指摘。冒頭、関東人に最澄と空海の区別がつかない感覚に触れていて、こちらのローカルな感覚の差異が面白い。
  • 取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary

    佐々木俊尚さんの毎日新聞関連の記事を読んで。 毎日新聞社内で何が起きているのか(上):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan 毎日新聞社内で何が起きているのか(下):佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan この話については、経緯を簡単に英訳してNewsvineに紹介した以外、特に私としては意見を公表していなかったのだけれど、佐々木さんの詳細な分析記事を読んで、感じたことをちょっと書いておく。 というのは、この話、あまりに「デジャヴュ」感があるのだ。はるか昔、80年代の終わり頃に、ビジネススクールで、こんなのとそっくりのケーススタディをやったことがある。その中では、攻撃のターゲットになったのは公害を出す企業で、攻撃するほうはテレビのドキュメンタリー番組(当時人気の高かった『60 Minutes』だったかどうか覚えていないが、なにしろそういった番組)の取

    取材するほうから取材されるほうへ−メディア・リスクとのつきあい - michikaifu’s diary
    pinball-1973
    pinball-1973 2008/08/12
    毎日新聞の不謹慎記事スキャンダルは、結局のところ過去にもあったメディアリスクに過ぎない。既存のメディアの権益に対し、それをチェック・アンド・バランスできる、別の新しいメディアが誕生したのだ
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