実は先日、利根川進先生の研究室を訪ねて、3時間もお話を聞いてきました。 説明の必要もないとは思うが、利根川先生は、哺乳類の免疫の仕組みを始めて遺伝子のレベルで解明した功績で、1987年の日本人初のノーベル生理学賞を受賞。 今は脳科学の研究に従事されている。 詳しい話ははしょるが、 「せっかくMITにいるんだから、ボストンの世界的に有名な日本人にお会いしよう」 という企画があり、今回はJ君が中心になって、利根川先生へのインタビューをセットアップしてくれた。 (Thanks! J君) 約束の11時に少し遅れて、利根川先生が部屋に入ってくる。 入ってくるなり英語で話しかけられ、 「みんなボストンに住んでるんでしょう?だったら英語でやりましょうよ」と、英語で言われ、以後全て英語で話すことに。 利根川先生が1964年に初めて渡米したときの思い出話に始まり、研究の話や日本の大学の研究環境の問題にいたる