ひづめが曲がって伸び放題。10年以上監禁状態だった馬が保護され、絶望が希望に代わるまでの物語(アメリカ) 記事の本文にスキップ 今から4年ほど前に、管理不行き届きの農場から救出・保護された2頭の馬たちがいる。 馬の蹄(ひづめ)は、およそ1メートルにもなろうかというぐらいに伸びきっていて曲がっていたため、馬は動くこともままならず、10年以上にわたり馬小屋で監禁同然の状態だったという。 保護した団体スタッフや獣医師が大きなショックを受けるほど、馬の健康状態は酷く、少なくとも15年間医療的ケアを受けていないことがわかった。 その後の献身的な世話により2頭の馬は完全に回復する。この物語は、絶望的状況の中、かろうじて生きているだけの馬が、人間に支えられ、再び自由に駆け回れるようになるまでの記録である。 馬小屋に監禁状態だった3頭の馬が保護される 2015年、アメリカのメリーランド州ワシントン郡にある